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「目隠ししてたのは、俺の歪んだ愛情を見られたくなかったから。でも、もういいよね」  茄治?  舌を這うように俺の口の中をかき回してくる。時々俺の舌と触れ合ってくすぐったい。熱くて蕩けそうなキスが、気持ち良くて、それだけでいきそうなくらい。 「あっ。ふっ。やっ」  いやらしい声がもれるほど。 「兄さんは何も言わないから」  不安だったとか言うのだ。 「どこまで大丈夫なのかわかんないんだ」 「嫌だなんて思ったことない」  そんなことあるはずがない。  だって俺には茄治がこの世の全てだから。とか言ったら絶対ひかれるけど。 「ああっ」  何でもされたいんだ。 「全部好き」 「兄さん」  呼ぶのやめる気なさそうだなと思った。  茄治はペニスの先を縛るのも好きなんだよなと思う。  いけるまで少し苦しいけど、いくときやばいぐらい気持ちいいのは知ってる。  体で覚えてしまった。  腕を縛られていたら自分で外すこともできない。でも、それが興奮するんだ。 「やらしい顔してる」  目隠しもされてないから、喜んでるのがバレてしまう。  俺の方が変態だってわかってしまう。 「はっ。茄治」  もうやばい。限界。  後ろの孔を何度もいじくられて、出せない先から汁を垂らした。 「その顔見ると興奮すんだって」  茄治はとっくにたっていて、自分のにゴムをする。しなくていいのにって思うけど、多分茄治の優しさだ。よくお腹壊すから。  まだ夕飯前だし。  入る瞬間がやばくて、また汁をこぼした。早くいきたい。 「ああ。もう、無理」  後ろが気持ち良すぎて体が痙攣する。 「また意識失いそうだから外してあげる」  前の縛りは外されたけど、手は相変わらず不自由で、しごくことができない。 「い、いかして」 「兄さんはわがままだな」  茄治は俺の中のものを動かしながら同時にしごいてくれた。 「あ、やばい。もう」  もたない。  瞬間に吹き出して、茄治の腹辺りに飛んでしまった。 「ついちゃった」 「いいって」  最初のうちは嫌そうだったのに、今は全く気にしない。  そういえば俺のも飲んでた。 「俺も限界」  って茄治もいった。

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