「あっ……あっ！　だめ、せんせ……やめてぇ……！」 　市川の指が、敏感な鈴口を抉っていく。 　いつ弾けてもおかしくない状態まで昂ぶっているというのに、そんな刺激を与えられてはひとたまりもなかった。 「お願……せんせ、これ以上……あっ」 　細かく首を振ってみたが、そんなことで市川が止まるはずもない。 　後ろに咥えさせられているプラグも同時に動かされ、夏樹はあっという間に我慢の限界を迎えてしまった。 「あっ、あ……ああぁん！」 　びくん、と全身が大きく跳ね、溜まっていた熱を勢いよく噴き上げる。 　体育倉庫で一度抱かれていたものの、久しぶりだったせいかかなり盛大に達してしまい、身体の痙攣もなかなか止まってくれなかった。 「はあ……はあ……ああ……」 「気持ちよかったか？　じゃあ本番いくぞ～」 「え……？　ちょっ……！」 　腰に腕を回されてぐいっと引き寄せられ、夏樹はぎょっと市川を見上げた。 　体内を穿っていたプラグをずるりと引き抜かれ、代わりに熱い肉棒を入口に擦りつけられる。玩具にはない独特の熱さと生々しい感触に、思わず背筋がぞくぞくしてしまった。 　達したばかりでまだ痺れが残っているのに、今これに貫かれたらまたイってしまう。 「ま、待って先生、まだ……ああぁあっ！」 　一気に剛直で貫かれ、夏樹は再びガクンと顎を跳ね上げた。市川をくわえ込んだ下の口が嬉しそうにひくひく収縮し、柔らかな肉襞がきゅうきゅう男根を締め付けている。 「あれ、またイっちゃった？　お前、やっぱり挿れられる瞬間が一番感じるんだな」 「は……はひ……」 「可愛いしエロいし、おまけにテンプレート的なツンデレ……もう言うことなしだ。最高だよ、夏樹」 「あっ！　やっ……だめ、せんせ……動いちゃ……あぁっ！」 　がっちりと腰を掴まれたまま、ぐりぐり中を抉られる。硬いものがイイところに当たり、あまりに感じすぎてボロボロ涙がこぼれ落ちた。 　もうさっきからずっとイきっぱなしだ。終わりの見えない快感に、恐怖すら感じ始めてしまう。