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初めてのお稽古編『第33話*』

「ちょっ……なんで外から鍵が開くんですか!?」 「この部屋を借りてすぐ、風呂場の鍵を中からも外からも開けられるように改造しておいたんだ。これで、万が一風呂場で倒れても外から助けられるよな」 「白々しいにも程があるっ! 絶対そんなご立派な目的じゃないでしょ! いいから出て行ってください!」 「なんで? ちょっとくらいいいじゃん。俺と夏樹の仲だしさー」 「あ、やだっ……! 来ないで!」  シャワーヘッドを振り回して応戦したものの、変態教師の腕っぷしには到底敵わず、あっさりとシャワーを取り上げられて壁際に追い込まれてしまう。もとより狭いバスルームだ。最初から逃げ場などない。  それでもなお抵抗していると、くるりと身体をひっくり返され、壁に向かって押し付けられた。次いでぱっくりと太ももを割られ、間に片膝を入れられてしまう。壁と市川の間に挟まれ、身動きがとれなくなってしまった。 「あ、もしかしてソープ使ったばっかり? ならちょうどいいよな」 「は? え……あっ」  肩越しに振り返った途端、尻の割れ目を硬い物でつつ……となぞられる。市川が自作した例の玩具だろう。形も大きさも本物そっくりで、思わずぞくりと身震いしてしまった。 「あ、あっ……だめ……っ」  尻の奥に潜んでいる窄まりに、ぐいぐい玩具を押しつけられる。ボディーソープでぬめっていたせいか、いとも簡単に先端を呑み込み、異物を奥へ奥へ誘っていった。 「んっ、く……ああ……っ」 「どうだ、夏樹? ハンドメイドの玩具もなかなかいいだろ? 俺の形そっくりに作っておいたからな」 「そ、な……わかんな、んんッ!」 「またまた~。しっかり咥え込んでるくせに。玩具でも気持ちいいんだろ? わかってるぞ」 「ち、違っ……あぁん!」  狭い内襞を押し広げ、ずぷん、と奥まで楔を打ち込まれる。凄まじい圧迫感に下肢が張り、自然と太ももがぶるぶる震えた。

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