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性活指導編『第10話*』

「許せないな、あいつら。俺の夏樹に突っ込むなんてさ。今度呼び出してみっちり生活指導してやらなきゃ」 「あっ……ああぁあっ!」  一気に最奥まで貫かれ、衝撃に脳が痺れた。先端からとぷん、と蜜が溢れ、ぶるぶると身体が痙攣する。 「あれ、また挿れただけでイっちゃった? お前、ホントに感じやすいな」 「だ、だって……それは先生が……」 「ん? 俺が何?」  危うく変な言葉を口走りそうになり、夏樹は慌てて憎まれ口を叩いた。 「先生が悪いんですよ……っ! 俺をこんな風に開発したから!」 「俺のせいなのか? もとの素質も大きいと思うんだけどな」 「違いますっ……! 俺、そんないやらしいヤツじゃな……あぁんっ!」  ゴリッ、と弱い部分を抉られ、悲鳴のような嬌声が迸る。そのまま何度も腰を打ち付けられ、夏樹は身に余る快感に悶えた。 「ふぐ……っ! うう、んっ……ひ……はあぁっ!」 「ほら、いい声出てる……。すごいエロいよ、お前」 「はう……あ! ん、んっ……ふ、ああ……ん」 「なんか初めて抱いた頃と比べると格段にエロくなってる気がする。やっぱり素質があったんじゃないか?」 「う……く」  それは……あながち間違ってないかもしれない。時々自分でも鏡を見て「なんか最近肌の艶がいいな」と驚くことがあるのだ。「お色気ムンムン」と揶揄されたように、自分の雰囲気がやたら色っぽくなっているのは否定できない。 「それも先生のせいです……っ! 先生に開発される前は、こんな……!」  腹が立ったので、市川のたくましい背中に手を回し、爪で軽く引っ掻いてやった。 「責任取ってくれなかったら、一生許しませんからね……っ!」 「ああ、わかった。じゃあその責任もバッチリ取ってやるよ」 「うぅ、ん……ッ!」  両脇に手をつき、ぐりぐり腰を回して来る市川。  太くて硬いものがいいところに当たり、鼻から熱い息が抜けてしまう。市川のモノで柔らかく溶けた肉襞を掻き回される感覚がたまらなくいい。  思わず声を上げそうになり、夏樹はぐっと唇を引き結んだ。 「……ん? 夏樹、お前さっきから声我慢してないか?」 「っ、ん……ふ、う……」  声を上げたらまた「エロい」ってからかわれてしまう。そんな羞恥プレイは御免だ。  そう意地を張っていたら、市川が苦笑する音が聞こえた。

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