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保健の授業編『第10話*』

 長い指で体内を掻き回され、指の腹で前立腺を刺激され、柔らかな肉襞を擦るように出し入れされる。  程よく緩んできたところで更にもう一本指を入れられ、夏樹は下肢の圧迫感に呻いた。 (こ、これ、絶対フェラの域を超えてる……!)  後ろに突っ込むなんて明らかにおかしい。市川の悪ふざけとしか思えない。  だけど手首を縛られ、口も塞がれている状況では、抵抗もできないし文句も言えない。その上、前と後ろを同時に攻められては、快感に弱い夏樹はどうすることもできなかった。 「うう、ふ……! んっ、んっ、んんっ!」  市川の愛撫にびくびく腰を跳ねさせ、くぐもった呻き声が漏れる。白い太ももがぶるぶる痙攣し、唇の端から溜まった唾液がこぼれ落ちた。  先端が痛いほど張り詰め、市川の口の中でぴくぴく震え、「イかせてください」と主張しているのがわかる。 「……イきたい?」  そう囁かれ、夏樹はこくこくと首を振った。保健室のベッドを汚すのはマズいが、今はもう我慢の限界だ。 「よし、わかった。じゃあ口に出していいよ。俺が全部飲んでやるからな」 「……っ!?」  それを聞いて愕然と目を見開く。  口に出す? 全部飲む? そんな恥ずかしいことされなきゃならないのか!?  すると市川は、涼しい顔をしてこう言った。 「だって、ここのベッド汚したら藤枝先生に怒られちゃうだろ? だから遠慮せずにたっぷり出していいぞ。お前が出したものならなんでも美味しく飲める自信がある」 「!? く、ふ……っ!」 「ほら……イけよ、夏樹」  動揺している夏樹を他所に、市川が最後の追い込みをかけてきた。  腫れ上がった鈴口を舌先で抉られ、指先で裏筋を刺激され、両袋を揉まれながら、唾液ごと強く吸引される。

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