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文化祭編『第15話*』
「あ、あっ……いやぁ……っ!」
「嫌じゃないだろ? 夏樹、ここ弄られるの大好きだもんな」
「あう、ん……んっ」
長い指が狭い小径を掻き回していく。柔らかな襞を擦られる度にそこが熱く溶け出していく。湿った粘膜がちゅっ、ちゅっ、と音を立て、ひくんと入口が収縮した。
「あぁ……っ! 先生だめ、そこ……」
「ほら、とろとろになってきた。指に吸い付いてくるよ、これ」
「やっ……そ、なこと……んんっ」
「そんなことあるよ。ちょっと触っただけなのに、もうこんなに柔らかくなってる」
「うあっ……!」
いきなり三本まとめて指を突き入れられ、夏樹は思わず嬌声を上げた。
最初はちょっとキツかったが、すぐにその圧迫感にも慣れ、市川の指を勝手に締め付けてしまう。抜き差しされるといかがわしい水音が聞こえてきて、ますます身体が熱くなってしまった。
同時に胸の突起も指先で弄ばれ、あっという間に限界を迎えてしまった。
「んっ、だめ……先生、もう……」
「……いいぞ、いっぱい出せよ。汚れたら懐紙で拭き取ってやるからさ」
「で、でも……こんなところじゃ……んっ」
「大丈夫だって。お前は何にも気にせず、乱れまくればいいんだ。後始末は全部俺がやっとくから」
「そ、な……あっ!」
出しちゃダメ、出しちゃダメだ。こんなところで達したら、市川の袴だけじゃなく学校の畳まで汚してしまう。懐紙で拭き取っただけじゃシミが残ってしまうかもしれない。
そんないかがわしいシミの残った畳を、茶道部のメンバーに見られてしまうのか? そんなの絶対嫌だ!
そう思って我慢していたのに、市川に前立腺を刺激され、胸の粒を潰されてしまっては、快感に弱い夏樹はひとたまりもなかった。
「ああぁん!」
びくん、と大きく腰が跳ねる。ぶるぶる太ももが震え、高々と熱が噴き上がった。
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