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No.5
5.
...グチュグチュグチュ
「っおぇ...うっうっ...。」
ベッドの下に降り、座っている奏人のものを咥え後頭部を押さえつけられ、逃げられない慧からうめき声が聞こえる。
「気持ちいいよ、慧。上手だね。」
慧の頭を撫でながら優しく語りかける。
「...ん、うっ、あっ...。」
「苦しい?気持ちいい?」
奏人は足で慧のモノを弄る。
「気持ち良さそうだねぇ。勝手にイッたら駄目だよ?わかった?」
「んっんっ、ぐぅっ、うっ...。」
慧の目や鼻や口から、体液が溢れて出ている姿に奏人は満足そうな笑みを浮かべた。
そんな姿を見て、奏人はさらに奥へ奥へと腰を打ち付けた。
「...ん、イキそう。受け止めて?」
ビュッと慧の口へと精液を放った。
「まだ、飲んじゃダメだよ?舌の上に乗せて僕に見せて?」
慧はうっとりとした顔で、口を開け舌を伸ばす。
「かわいいね、良くできました。それのみこめる?」
「...ん。」
「良いこだね。」
「...ぅん、ねぇ...そろそろ俺もイキたい...ダメ...?」
「良いよ。」
奏人が足でゆるゆると扱き始めるとその足へ先を擦り付けるように腰を動かす慧。
「...ん、ゃばい、イッちゃいそ...気持ちぃ...。ぅ...、イクっ...。...んっ。」
射精し終わってもへこへこと奏人の足へ自身のものを擦り付ける慧。
しばらくして、奏人の脚にべたぁと倒れこんだ。
「気持ちよかったね。」
慧の頭を撫でる。
「んー、きもちかったぁ。」
「腕ほどくよ~。」
「ぅん。......なんか、なんかさー、久々に舞台で縛られたからか、俺のなかのM心がもんもんとしてたのかなぁ。週末えっちじゃなくてさー、プレイしない?」
「もちろん。慧が望むなら。チュッ」
奏人は慧の手の甲にキスをした。
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