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微※ 戸惑い

赤く染まった頬とこちらを見つめる潤んだ赤い瞳に、レジは頭の中でプツリと何かが切れるような音を感じた。 「っ!?、」 そして気づいた時には目の前のルゥを引き寄せ、その唇にかぶりついていた。初めこそ驚いた様子だったルゥも、唇をこじ開け中に入ってきたレジの舌に自ら舌を絡めにいく。技術も何も関係ない、本能のままに貪り合う二人の間に飲み込みきれなかった涎が溢れる。 「っ!、、っんんっ!!」 「ぅっ!」 唇を離さないまま、二人はほぼ同時に熱を吐き出した。まだ慣れないその感覚にルゥはより強くレジにしがみついて快感を逃がす。 ようやく唇を離した二人の間には細い糸が繋がっていた。二度目の慣れない射精により疲れたのかそのままベッドに倒れ込むルゥ。しかしレジは我慢していた状態からの一度の射精では、まだまだ収まる気配がなかった。 目の前で仰向けに寝転がるルゥの肌蹴た服を更に捲りあげると、薄くピンクに色付いた二つの突起が現れた。風呂場で見た時には何も感じなかったそこに、レジは吸い寄せられるように唇を寄せた。 「っ!?、んっ、レジ、俺は女じゃ、ないぞ」 「わかっているさ」 脱力していた所を急に乳首を吸われ、片方を指先でくにくにと弄ばれる。どうしていいものかわからず好きにさせていると、初めは僅かに擽ったかっただけのそこからじくじくと痺れる様な感覚が芽生えてきた。 「ぁ、、っ、」 控え目ではあるが、刺激する度に僅かに声を漏らすルゥの反応が嬉しくレジは更に刺激を与えていく。舐め過ぎて初めより赤くなった乳首はぷっくりと膨らみツヤツヤと光っていた。そこへの刺激を与えながらもレジは更に下の方へ移動しながら舌を這わせていく。 脇腹やへそを舐められ擽ったさに体をよじる。 何をされているのか理解出来ていないのか、抵抗らしい抵抗はない。その様子を注意深く観察しながらレジは更に下にある、再び緩やかに頭をもたげつつあるそこに狙いを定めた。 「ぇ、、?!っぁ、んっ」 レジの動きを黙って見つめていたルゥは、レジが自分のペニスを口に含んだことに驚き目を見開いた。それと同時にやってきた手で触られるのとは違う、粘膜の柔らかさと温かさに腰が震える。あまりの刺激に逃げそうになるが、がっちりと太い腕に捕らわれ力の抜けた状態では抜け出すことも出来ない。 緩く反応していたそこはすぐに硬さを持ち、先端や裏筋に舌を這わせれば口の中でビクビクと震える。 レジは今まで男を相手にしたことは一度もない。それなのになんの抵抗もなくルゥのものを口に含むことが出来た。それどころか自分の動きに合わせて震えるそこが愛おしい。 「くぅ、、んっ、ぁ」 耳をペタっと垂れさせて震えながら快感に堪える姿に、レジの中には感じたことの無い感情が芽生える。 “もっと乱れさせたい” ルゥは初めてきた発情期の感覚に戸惑っていた。風呂で温まり腹も満たされ温かく触り心地の良い布団に誘われるがままに眠りについた。普段なら朝まで目が覚めることはほとんどないというのに、最高の状態で眠りについたはずが体を襲う謎の熱さに目を覚ました。体温が上がり頭がぼうっとする。そして無視出来ないのが下半身の疼き。 レジに助けを求めれば、それは発情期のせいであることがすぐにわかった。子孫を残すための獣の本能。それは大人になった証でもある。頭ではぼんやりと、あぁ俺にもとうとう発情期が来たんだなぁ、なんて呑気に思っていたが、実際は体の中を渦巻く熱にどうにかなりそうであった。 レジに任せ、されるがままに服を脱がされれば自分のペニスが見たことのない状態になっていた。支えてもいないのにそこは勃ち上がり普段とは色も形も違う。そして触れられれば感じたこともないような快感が全身を駆け抜けた。 「っ、はぁ、、っ」 どうしていいかわからずレジの首に縋りついた状態で刺激に堪えた。首筋に顔を埋めればレジの匂いが鼻いっぱいに広がり、安心するのと共に酷く興奮した。 そのままなされるがままにレジの手に何かを出してしまったが、あれがイくということなのだろう。凄まじい全身の脱力感と脳がふわふわする感じがした。 「ルゥ、、み、耳が!」 「?あ〜・・・」 いつの間にか出てしまった耳と尻尾にレジは驚いていたが、そんなことはどうでもいい。一度出したことで少し落ち着きは取り戻したが、まだまだ下半身が熱いのだ。 渋るレジの服を無理やり脱がせ続きを催促すれば、次はレジのものと一緒に刺激され更に気持ちが良かった。キスをされたことには驚いたが、嫌だとは思わずむしろ興奮した。 二度目の絶頂の後も身体中を触って舐めてとしてくるレジの好きにさせていると、驚くことにまだ緩く熱を持ったペニスを咥えられた。 「ぇ、、?!っぁ、んっ」 そしてその刺激は手で触られた時とは全くの別物であった。

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