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第71話【R18】

「…あぁ…ン…」 歯を食いしばるも声を殺しきれず、身を捩ってうち震える涼真。 にゅくにゅくと二人分の熱塊を擦る俺だって…早く出したい衝動に駆られてるが…目の前で涼真がイく所は絶対に見たい! 「涼真…背中に腕回して」 言う通り片腕を俺の背中に回す涼真は目を潤ませて俺に視線を寄こす。 「…ん…ン…ふぁ…あ…」 速さや握る強さに変化をつければ耳元でさっきより艶めかしい涼真の喘ぎ声…。 背中に若干の痛みがあるのも、イイ。 「…俺…も…!」 「あ…ンン!」 眉間にちょっとだけ皺を寄せ控えめに声を上げて、涼真がイった。 エロい吐息が掛かるのも、イイ…。 涼真のイキ顔を反芻して十回はヌける! おおっと、本物を目の前にしてそんな事考えてる場合じゃないな。 俺は身体を起こし、二人分の熱の残骸をティッシュで拭き取った。 今日はもうちょっと先に進みたい。 引き出しからそっとボトルを取り出して涼真に見せた。 「俺がやってみたいんだけど…いい…かな…?」 ラブローションとピンク色の文字で書かれたいかがわしいボトルを見て涼真はすぐに目を逸らした。 「…うん…」 「うつ伏せになれる?」 「…え…っと…見せるの…?」 …うん、見たい。 …けど、したくない事はさせたくない。 「なら膝に乗る?」 「重いよ?」 「じゃあ横になってしようか」 キョトンとする涼真の頬にキスを一つして、さっきのように二人で並んでベッドに横たわった。

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