「んん…」 眉間に皺を刻み、やや苦しそうな涼真。 そんな姿をさせて申し訳ないと思う…。 …でもね… 申し訳ないと思うのに、そんな涼真の表情にドキドキが止まらない俺。 ヤバ過ぎだろ？ 俺は涼真の表情を全て逃さず心に留めておく為に少しずつ慎重に腰を進めた。 もちろん目をかっぴらいて、絶賛ガン見中。 「は…いった…」 根元まで涼真の胎に入る頃には自分の限界を超える我慢からか額から玉の汗が落ちる。 「ン…、気持ちいい？大丈夫だから…動いて…」 …ぐッ…！ 俺を気遣いながらもはぁはぁと浅く息を吐く涼真が…もう色っぽいんですけど…。 ここまで来て…俺の俺、さらにピンチ…！ 「痛くない？ゆっくりするから…」 …そう…ゆっくり… これは自分に言い聞かせてる。 胎…凄く…イイ… 快感が腰から背中にかけて走り抜ける。 愛おしむように涼真にギュッと絡みつかれるようで… …ダメ…もう…気持ちよすぎて… 存分に、コレを味わいたい！ 「ゴメン…」 「あ…ァン…！」 快感を貪るように抽送のスピードを上げた。 「…ン…ン…」 部屋の中に肌と肌がぶつかる音がする。 指を口に入れ声を殺す涼真。 顎を上げ身体を捩りながら軽く仰け反って… 仕草がいちいち俺を煽る。 ずっと、見ていたい。 ずっと、涼真の胎にいたい。 ずっと、一つのまま。 ずっと、… 「ン…りょう……！」 「あ…」 ビクンビクンと身体が大きく震えて… 俺は最大限気持ち良く…イッた…。