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第96話【R18】

涼真が隣に身体を投げた。 あ…そうだった。 涼真が吐き出したアレ…。 シュッとティッシュを引き出して涼真と自分の身体を拭いた。 「…俺ばっか…してもらって…」 「いいんだ…。気持ちよかった?」 「郁弥も…俺で気持ちく…なってよ…」 「うん…」 悩ましげに視線を寄越し、誘うように俺の下肢に脚を絡ませる。 「本当は…相当ヤバい…」 「うん、知ってる。ガチガチじゃん」 「…辛かったら教えて…」 今度は俺が涼真の身体の上に身体を重ねた。 見つめあって、焦らすようにキスをして…。 それからお互いの舌を絡ませ……口腔を貪って涼真の脚を抱えあげる。 「郁弥…ほら…」 指でそこを開き、俺を煽る涼真。 …もう、優しくなんて、出来ない。 「酷くしたら…ゴメン…」 俺は一気に腰を進めた。 「あッ…ン…!」 バチンと肌がぶつかり、涼真が震える。 粘膜の壁を擦り、奥へ奥へと身体を進めた。 「あ…いく…そんな…強い…ンンッ!」 薄い身体をしならせて喉を見せる。 …全部欲しい…。 …ずっと欲しかった…。 …ずっと俺だけの… 「…そんな姿…誰に…見せたんだよ…」 過去の恋人にまで嫉妬する。 「俺だけに…しろよ…」 「あ…ぁ…いく…そこ…あ…!」 ゴリゴリと奥を抉って、腰を打ち付けるスピードをあげた。 「涼真…りょ…好き…愛して…ン…!」 「あッ…!」 胎が痙攣したように収縮して締め付けられ、俺は涼真の胎に熱い迸りを放った…。

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