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第102話【R18】

「いたた…」 下半身に張り詰めた痛み。 起床時に感じるようになった違和感よりも、もっと意志を持っている。 横を見ると涼真はまだぐっすりと眠っているみたい… 若干呼吸が荒くなっていた俺は自分の本能に従ってそこを慰める事にした。 仰向けに転がり半ズボンと下着をずり下ろし、ふるんっと そそり立ったこの状態を何と言ったか。 保健の教科書で見たそれとは少し形が違ったような気もするのだが…それはきっと俺がまだ子供だから。 恐る恐る手を伸ばして勃ち上がったそれを掴み、上下に扱いた。 「あ…ぁ…ぅ…」 そっとしているつもりでも 敏感なそこは反応し、反応すればますます興奮してさっきよりも硬く太くなった。 「これ…いつまでするんだ…?」 幼馴染みの同性とはいえ見られたらただでは済まないだろう。 涼真を気にしつつも男の性か、このまま生殺しには出来ない。 拙くとも自分の体くらい自分でどうにかしようと闇雲に手を動かした。 「あ…あ…」 もう出る、出そう…そう思った時には身体が硬直し手の中に生暖かい感触。 「ふぅ…んん…」 ブルっと体が震え、俺は自らの意思で射精した。 「ティッシュ…」 出てしまえば早くこれを何とかしたくて、ズボンも下着も下ろしたまま手を伸ばしティッシュの箱を掴んだ。 その時、庭の方からカタンと物音がした。 「え…?」 …誰…? …見られた? はっとして振り返ってみたが…人影はない。 猫でも通ったのだろうか…? …大丈夫…。 自分にそう言い聞かせて、俺は身支度を整えた。 目覚めた時より服は湿り気を増していたが身体は薄ら怠く気持ちいい。 何事も無かったように再び涼真の隣に横になって目を閉じた。

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