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第113話【R18】

「あ…あぁ…」 俺がする、と言って涼真が俺の腰あたりに膝立ちになるのだが… 面白いくらい腰が降りてこない。 「涼真がしてくれるんじゃ…なかったの?」 「う…うるさい…ンン…」 昨晩あんなにしたのに、…いや、さっきだって俺を受け入れられるように たっくさん広げたのに。 「な…なんか変なトコに当たって…ぁン…」 そういえば…夜もなかなか腰を沈めてくれなかった。 「もしかして…この体位だと…イイトコロに当たるの?」 「わ…分かんない…ぃ…!」 昨日と同じようにゆるゆるとナマ殺し状態。 これは…アレだ。 俺が手を貸してあげないといけない…。 うん、そうだ。 「涼真…」 呼びかけて、涼真のウエストに掛けた手を下に引いた。 「あッ…はッ…ンン…!」 バチンと音がして身体が硬直し、涼真が仰け反る。 「そ…んなに、気持ちいんだ…」 腹の上に若干の白濁。 見なくたってわかる。 自分顔がキモイ位にニヤけてる…。 一回全部入ってしまえば涼真だって気持ちよくてモゾモゾ上下に動き出す。 「あ…ダメ…イッちゃう…ぅ…」 己の昂りを掴み、快感を堪えて唇が歪む。 …いいのに… …何度でも気持ち良くなって欲しい…。 「ほら、イケよ。涼真」 掴んだ腰を離さず打ち下ろし、同時に下から突き上げた。 「や…だ。俺ばっか…郁弥も…俺でいっぱいイッて!」 …いいんだよ、俺は。 今まで我慢させてた分、涼真に気持ちよくなって欲しいんだ。

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