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第143話【R18】
片腕は涼真の頭を優しく抱え、反対側はシャツの下にそっと滑り込ませた。
白い首筋に顔を埋め耳の後ろに舌を這わす。
「…ん…」
小さいが色味を含んだ涼真の声。
そのまま耳の中に舌先を忍ばせると涼真の身体が強ばった。
「お…とが…ぁ…」
グジュッという水音がする度に涼真の目は固く閉じ身体が震える。
腹筋や脇腹をまさぐっていた指はたどり着いた胸の飾りを捏ね、ギュッと押し潰す。
「ぁ…あ…ン…」
薄らと頬が赤く染まり、俺は涼真のスイッチを入れたのだと思った。
「どうして欲しい…?」
「…触って…欲しい…」
「どこ…?」
「…いっぱい…」
俺は身体を起こして涼真のスボンに手を掛け下着ごと引き抜いた。
ふるんと飛び出す涼真の熱い欲望。
「…勃ってる…。期待してる?」
「い…くやだって…」
涼真の視線は膨らんだ俺の股間を凝視している。
「俺の…脱がして」
膝立ちで涼真の目の前に下半身を突き出した。
「俺…が…?分かった…」
涼真の指先が躊躇いながらもジーンズのホックを外し、スライダーを下ろしていく。
ゆっくりと開いていくと期待に満ちた昂りが窮屈さから解放されて下着ごとズボンから隆起するように現われた。
「こんな…に…」
涼真の喉が上下に動く。
「下着も…涼真…」
ゴムに指を掛け下着を下げると俺の俺が勢いよく飛び出した。
「大きい…」
そう言うと涼真の手が俺を掴み唇がその先端に触れた。
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