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第145話【R18】

「郁弥の事気持ち良くしたくて、夢中で…」 視線が合わないように俯いて喋る涼真。 「…その…やってたら…何だか気持ち良くなっちゃって…」 俯いてる顔をさらに下に向けてモジモジとするのは照れているのか。 「気持ち良くなってる俺で?しかも掛けられても?」 俺を見上げるように顎を掬って見れば涼真は頬を赤らめ目つきはトロンとしていた。 …可愛いさを含んだまま……でも、赤い淫靡な唇はその先を期待している…。 「俺が気持ち良くなってるの見て自分も気持ち良くなっちゃうの?」 「…ぅん…」 聞けば恥ずかしそうに小さく頷く。 「涼真が俺を気持ちよくして出したのが掛かっても…気持ちいいの?」 「……ん…」 耳まで赤く色付いて…泣きそうな…欲しがっているような…可愛い涼真。 「…俺が…欲しい…?」 「…うん」 「ちゃんと言って」 涼真の言葉で、俺を欲しがって。 「郁弥が…欲しい…俺に頂戴」 「いいよ、全部あげる。涼真がいらないって言っても全部あげる」 涼真とベッドに転び唇を重ねた。 さりげなく両手を恋人繋ぎにして、舌は深く互いを求める。 上顎も舌の根も隅々まで味わって、それから互いに上衣を脱がしあった。 「涼真、おいで」 仰向けで寝転がり、裸の涼真を抱きしめる。 温かな肌は汗ばんでいて、俺は首元に鼻を埋めてその匂いを胸いっぱい吸い込んだ。

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