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第181話【R18】
腰の辺りまで捲って見えたのは、細く頼りない紐が肩に這い白い肌に黒いレースが映えた姿。
俺はベッドの端に座りタオルケットを涼真から取り去った。
「うっわ…」
ゴクッと思わず喉が上下する。
肩越しにしか目を合わせない涼真は、きっと恥じらっているのだろう。
「…何か…言って…?」
「う…うん。凄く、いい」
「なら、…良かった」
直に背中に触れて涼真の体温を感じると…もう止められる気がしない。
「ねぇ、ちゃんと見たい」
「…ん…」
四つん這いになり、ゆっくりと身体を起こすと…胸元一箇所が黒いリボンで留まっていて腹はチラ見えするデザイン。
「…セクシーだね…」
「こ…いうの…郁弥、嫌いじゃない…と思って…」
「うん、好き。涼真が着てるのが、イイ」
俺のほぼ正面で足を崩して…いわゆる女の子座りをして…両手を開いた脚の間に置き身体を支えている。
わざとか?
天然なのか?
「ね、膝立ちして前も後ろもよく見せてよ」
「う…うん…」
こんなセクシーな姿は初めてじゃ無いけど、いつも涼真は初々しくてそんな反応もまた堪らない。
左手でさりげなく股間を隠しながらゆっくりと俺の目の前で背中を向けた。
尻!紐!紐しかないんですけど?
尻の辺りに布地は無くて、Tバックと言えばTだが…紐だけでもそう呼ぶのだろうか?
「いい…すっごく。俺の為に着てくれたの?可愛い、よく似合ってる」
後ろから抱きしめて涼真の首筋に顔を埋め、レースの上からいやらしく手を這わせた。
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