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第183話【R18】
手には硬い感触。
後ろから抱き抱えてそこを触っているとコンと爪が当たり、涼真が身を強ばらせた。
「何コレ?」
「そ…れは…あッ…」
股の前から手を差し入れたまま柔らかく湿った周辺を撫でると…それは涼真の胎にピッタリと入り込んでいるのが分かった。
「どうなってんの?」
「さ…触っちゃダメ…!」
「ね、見せて…涼真」
「……」
ちょっと躊躇ってから身体が離れ、目の前で四つん這いになると普段人の目に晒されない秘部が室内灯の下で顕になった。
尻たぶの真ん中に見慣れぬ黒い物体。
…これ…
「…抜いていい…よ…?」
「…う、うん…」
顔を近づけてまじまじとかんさつする。
黒くて細長い平滑面…まるで蓋のよう…。
物珍しさもあってトントンと指でノックする。
「ひゃあぁンッ!」
涼真の背中が大きく反って、目の前から腰が逃げた。
「え?ゴメン!痛かった?」
「痛くない…あ、あン!」
肌との隙間を指で捩じ開け涼真の胎から引っ張り出そうとするが抵抗が大きくて力を緩めると元に戻ってしまう。
「吸い付いてる…みたい」
「あ…そんな…早く…」
苦しそうな涼真。
もう一度指をかけ力を込めて引き抜くと、それはつるんと涼真の胎から出てきた。
卵形…いや、スペード?…不思議な形。
「これ…」
「涼真と…早くしたくて…準備して…」
両手をベッドに付いたままでこっちに顔を向けた涼真。
俺は一気に身体が熱くなった。
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