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第247話【R18】

「ん…ンン…!」 自分の胸の先端をギュッと握った状態で、涼真は俺に体を預けた。 コテンと頭が肩に乗り、髪が肌を擽った。 「あ…ぁ…」 快楽と現(うつつ)が入り交じってその表情はやけに淫靡だ。 「ぁ…」 涼真の震える吐息が俺の首筋に掛かり、俺は興奮度がさらに上がっていく…。 「あ…郁哉ぁ…ん……」 真咲がいる手前、こんな時にしか甘えたちゃんな涼真は見られない。 「あ…ぁ…そこ…」 「ん…ここ?」 「そ…こぉ…」 一本づつ入れたり出したりして快感でじわじわと涼真を侵食していく。 指を二本挿れた状態で胎を広げるように動かすと涼真の背中が弓形になって、耐えるように唇を結ぶのがイイ。 「もっと…ねぇ…」 「うん」 三本に増やした指でわざと音が出るようにグチュグチュと胎を掻き混ぜ、涼真の欲情を煽る。 そうすると…耐えられなくなった涼真が、俺に強請るのだ。 「は…やく…郁弥の…」 「俺の…?」 涼真の腰がゆらゆらとリズミカルに揺れだした。 「おっきいの…挿れて…」 濡れた眼差しの端で俺を見つめ、再び涼真の腕が俺に絡む。 「…よく言えました」 抱えてからベッドに押し倒し、片脚を持ち上げた。 「あ…あ…あぁ…ン」 ズブズブと肉塊を押し分けて熱い涼真の胎に侵入する。 「ちょっ…締めすぎ…」 「あ…ッ…ダメ…そんなに…ぃ…」 いつもより狭くて熱い涼真。 額から汗の滴がポタリと落ちた。

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