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第248話【R18】
「あ…あ…あ…」
規則正しく涼真の唇から喘ぎ声を出させているのは…俺。
トントン、と軽く突くように奥をノックする。
心地よい快楽の中にいるのだろう…俺に身を任せて涼真は気持ちよさそうだ。
「ねぇ、もっと奥に入ってい?」
多分俺だけが許された、最奥。
そこを思いっきり突き上げて、涼真が善がる姿が見たい。
「おく…?…ちょっとだけ…なら…」
「ありがと…涼真」
許可も貰いゆっくりと涼真の両脚を抱えあげた。
「あ…待って…それ…」
言いかけた涼真だが、待たない…。
…いや、待てない。
涼真の身体を折り畳んで真上から胎を確かめるように体重をかけて突き刺した。
「…はッ…ぁ…」
眉間に皺を寄せて苦しそう…。
「動く…よ…」
ずずっ…と引き抜き、ぐっ…と刺す。
「……はッ…ぁ…ッ…」
口をハクハクと動かし、浅く早い呼吸。
ゆっくりと律動を開始すると苦しそうだった呼吸が艶を帯びてきた。
「はッ…あ…ぁン…いく…」
「りょ…ま…」
苦しさと快感の狭間の、俺にしか見せない、顔。
汗で髪が頬や額に張り付き、目も濡れている。
…あー…もう、たまんない…。
「ちょっと…ガマンな」
「あ…!あぁ…!」
ゆっくりと、涼真の気持ちいい事をしようと思っていたのに…。
俺の方がガマン出来なくなって、熱く滾った俺で何度も涼真の胎を激しく擦った。
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