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第258話【R18】
“ 真咲を育てたい ”
それってどういう事なんだろうか。
主のいない部屋の布団に横になって天井を見ながら考えてみた。
小さな子供のうちなら…わからないでも、ない。
でも真咲は高校生だしこれから育てるにしても…子育ての醍醐味ってほぼほぼ通り過ぎてる気がする。
「何がしたいんだろ」
足を組み、涼真がしていたように頭の下で手を組んで暫し考えてみた。
「…分からん…」
組んでいた手を解いてうつ伏せになり、涼真の匂いのする枕に顔を埋めてスーハーと胸いっぱいに吸い込む。
「涼真…ン…」
さっきのキスで若干頭をもたげていた俺の俺。
更に匂いに反応して、何だかいやらしい気分になってきた。
「自分の部屋じゃないのは気が引けるけど…」
このムラムラを楽しみ…じゃなくて、治めないと。
「大丈夫、俺早いし」
横向きになり適当な言い訳をしてズボンの中に手を突っ込んだ。
「あ…」
芯を持った俺の欲望はその先端から体液を滲ませていて手のひらで握るとドクンと脈打った。
「涼真の部屋で…こんな…」
…こんな事…しちゃいけない…。
「あ…ン…」
先走りを広げるようにゆっくりと擦り上げて手に馴染ませた。
「涼真…」
スンスンと枕の匂いをオカズにしてソロプレイを敢行する。
ちょっも強めに握ってゆっくりと動かし、俺は目を閉じた。
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