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暗澹

翌朝ーー 2年かけひそかに告訴する準備を進めてきた隆之さん。3人の人命が掛かっているからと、斎藤さんに付き添ってもらい警察署に赴くことになった。 「和真さん、隆之さんたち来るんだよ、こんなことしている場合じゃあ……ん……っ」 慌てて手の甲で口元を押さえた。 背後から抱き締められたまま、うなじに口付けられ、服の中に入ってきた手で胸元を弄られ、嫌々をするように首を振った。 ついさっきまで唇や舌で刺激され、既にぷつんと硬く勃ち上がっていた乳首を指先で擦り、摘み、捏ねられ、 「ん……っん、んん……っ」 身を捩りながら、ぐぐもった声を立て続けに漏らした。 小さな突起なのに、そこを弄られるたび、熱いものが腰の奥でうねり、ぞくぞくとした快感がこみ上げ、性器も固く熱くなっていく。 今まで意識していなかったそんなところまで感じてしまうのは恥ずかしいのに。 触れられるとむず痒い刺激に、次から次に劣情がこみ上げてくる。 「あっ……っや……っあ……っ」 感じすぎて声を抑えることが出来ないのに。それならのに彼ったら…… 「和真さん、だめ……」 顔の隣に手を置くと、もう一方の手を下肢へと伸ばし、スボンの中へと潜り込ませてきた。

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