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新しい出会い

「和真……さん……っ」 「四季ーー」 「和真さん……大好き………っ」 「愛してる。愛してるよ四季」 うわ言のように彼の名前を呼ぶと、優しい声で名前を呼ばれて背を抱き締められた。 ゆっくりと動かれると、爪先から髪の毛まで彼に満たされているような恍惚感に包まれた。 「あ……っあ、あ……っ……」 動かされるたび、揺さぶられるたび、嬌声が溢れる。 夢中でしがみついたまま敷布に爪を立てると痕が残るくらいつよく肩口を吸われた。 性器に指を絡めれ、揺さぶられるリズムに合わせてしごかれると訳が分からなくなった。 「かずま……さ……ゃ…っぁ…もぅ…だめ」 激しく奥まで穿たれ、ぐりぐりと抉られながら性器だけじゃなく乳首も愛撫され、肌がしっとりと汗ばんだ。 彼のそれと混じりあい、いつの間にかお互い汗だくになっていた。 「あ、あ……も、い……っ」 熱が全身を巡り、彼以外のことはなにも考えられなくなる。 ぞく、と背筋が震え、蜜壺がきゅっと締まる。 「い、く……っ。あん、あんあんあんっ」 喉がひくんと鳴った。 腰がずうんと重くなり、何かが身体の深いところで膨らんで、プツリと堰をきった。 ぴゅうっと勢いよく溢れた蜜が彼の手を濡らす。 「……っ、ぅ」 そのまま高みにのぼりつめた身体を強く揺すられ、彼が低く呻くのが聞こえてきた。 次の瞬間には、蜜壺にどろりと彼のが流れ込んできた。 「貯まっていたからちょっと濃いかも知れない。子ども……ほしいな。心春みたいに可愛い女の子がいいな」 最後の一滴まで僕のなかに彼に愛された証が注ぎ込まれた。 キヨちゃんのことや、こはるちゃんの世話に追われていて肝心なことを忘れていたことを思い出した。 そう、今日は赤ちゃんが出来やすい日。カレンダーに花丸が書いてあったから、こはるちゃんの悪戯かなって思ってさほど気にも止めなかったけど、書いたのはこはるちゃんじゃなくて彼だった。彼はしっかり覚えていた。

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