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第二章・2

 放課後、自宅で夕食の準備をしていた紫苑は、インターホンの声に呼ばれて玄関へ出た。 「おおい、紫苑。ドア、開けてくれ」 「何だよ、来夢。こんなに買い込んで」  外には、両手に大きく膨れたレジ袋を下げた兄が。  そして、由樹が立っていた。 「お? なんかいい匂いする」 「飯、作ってた」 「それは最高! さ、由樹も上がって上がって」 「お邪魔します」  夕食を急遽、酒の肴に良さそうなものに作り替え、紫苑はリビングに運んだ。  ローテーブルの上には、所狭しとアルコールの類が。  それに、乾きものやチーズが並んでいる。 「さ、始めようぜ。紫苑、お前も混ざれよ」 「高校生が飲酒できるかよ」  するとそこへ、由樹がジュースを手渡してきた。 「ノンアルもあるから、ね」  乾杯、と景気のいい来夢の音頭と共に、宅飲みが始まった。

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