27 / 32
第四章・4
「あ、あぁ、あ」
大沢さんのが、挿入ってくる。
「すごい、熱い。……大きい」
ぬるぬると挿入っていく英治だが、途中で止まった。
「大丈夫? 痛くない?」
「ん……、ちょっと、痛いかも、です」
「じゃあ、慣れるまでこのままにしておこう」
体内に英治を咥え込んだまま、伊予は口で呼吸していた。
「あぁあ……」
ぞくぞくする。
お腹の中、キュンキュンしてる。
大沢さんの温かさが全身に広がって……、身体に力が入らない。
震えが、止まらない……ッ!
「あ、はぁッ! あぁああ!」
伊予の足指がきゅっと縮む様子を見て、英治は嬉しくなった。
「もしかして、これだけでイッてくれた?」
「……は、はいっ」
男冥利に尽きるな、と英治はズンと腰を入れた。
「あ、あぁ、はぁあ!」
「可愛いよ、伊予。すごく素敵だ」
英治の激しい抽挿が、始まった。
ともだちにシェアしよう!