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第三章・5
横山、グッジョブ!
凱は息を呑む怜也に、そっとキスをした。
一瞬の沈黙の後、割れるような歓声や悲鳴、怒号、その他もろもろがあがった。
「やったやった! キスした! ひゅ~ひゅ~♪」
「ああ、由良様ぁ~ッ!」
「一ノ瀬、殺す! 後で絶対、死なす!」
大騒ぎの中、怜也は凱の腕の中で、信じられない、とつぶやいた。
「最高の演出だろ?」
「馬鹿……」
あとは匠の名ナレーションによって、幕は降りた。
「豊穣の神様に、感謝します!」
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