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5日目

 恋人のように抱きあった。  乳首を吸われなら、少年は喘いだ。  噛まれて、吸って、舐めて。  少年の性器は勃起し、乳首で感じる甘さを汁を零して訴えていく。      気持ちいい。  気持ちいい。  少年は甘えるように喘いだ。  自分で指で穴を解してくれ、と男に言われて、少年は渡された香油で穴に自ら指を挿れて広げていく。  ああっ  いい・・・  好きぃ  少年が尻を振って懸命に穴を解す。   胸を苛めながら男はそれを見て楽しむ。  可愛い。     本当に可愛い。    男は少年に囁く。  少年は言葉に感じて身体を震わせた。  完璧だった。  気持ちが身体を支配するから。  少年は完璧な状態になった。    いれてぇ  いれてぇ  自分だけじゃ満足できない少年が泣き始めた。  だから、尻を持ち上げて、欲しがり泣く少年の穴に思い切り突き立てた。  容赦なく。  ひぎぃっ  無様な声が漏れたが、これは仕方ない。  手加減しなかったからだ。  でも。    感じて、少年は射精していた。   完璧だった。    深くデカいモノで貫かれて感じている。  動いた。    最初は確かめるように。  狭いが穴は柔軟だった。  欲しがり締め付け、蠢いた。  気持ちのいい穴だった。  思った通り。    甘く叫ぶ声。    少年は感じていた。  感じ過ぎて怯えていて、でも、男を欲しがっていた。  好きぃ  好きぃ  男を求めて少年が叫ぶ。    だからくれてやった。  深く、強く、貫いて、擦って。     あああっ  あああっ  いいっ  いいっ  少年が叫んだ。  涙を流し、性器から精液を吹き出させ、涎を流しながら。  完璧だった。  完璧だった。  いやらしい、生き物がそこにいた。  絡みつく内壁。  締め付ける穴。  絞りとってくる。  最高の穴だ。  キスをほしがる唇を塞いで、射精した。  気持ち良かった。  仕事を忘れそうになる程。    楽しんだ。  自分の作品を。  でもまだ。  完璧じゃない。    完璧だけど、完璧じゃない。    

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