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第3話

「お前のいや、木下か、が言ってた、その…痛めつけてほしいってどういうことなんだよ。」 「こういうことだよ。」 男が服を脱ぎだす。 「うぉぉぉ!?いや、ちょっ、まっ ……って、お前、なに、それ……」 男の服の下はアザだらけ怪我だらけ。 しかもかなり痩せている。 「すげーだろ? おれ、痛くしてもらわないとイけなくて、しかもゲイだから男じゃないとだめなんだよね。」 だからたまにストレス溜まってそうな男に声かけてヤッてもらってんだ。 と木下が言う。 あまりにも衝撃すぎて声が出ない。 「おれは何されてもいいし、 好きなように使って、サンドバッグにしてもいいし首締めながらセックスしてもいい。 料金は高めだけど。」 どうする?と木下が聞いてくるが 「いや、お前! 先に手当てしなきゃだめだろ! 怪我だらけじゃねぇか!」 「は?」 木下がポカンとした顔をする。 俺は慌てて救急箱を取りに行き 「そこ座れ、手当てするぞ。」 「は?」

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