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第6話

悠介のものに手を伸ばす。 悠介の体がびくっと大げさに跳ねる。 「大丈夫だって、すぐ終わるから。」 ゆっくりとこすってあげれば。 「…っぁ、うあぁっ、わぁぁぁ!…っ!」 声にならないような静かにあえぐ。 「…?ここ、こすられるの初めてか?」 聞いてもパニックになっているのか返事はない。 仕方ないのでこする速度を早める。 「………!っぅぁ、〜〜〜〜!…!ぅぁっ!」 小さくもれ出た声とともに悠介がイく。 その場にあったティッシュで拭き取る。 「ほら、別に痛くしないでもイけるだろ。 ……ってどうした。」 先程から動かなくなって不思議に思い顔を除きこめば目一杯に涙をためて俺を睨む。 「!ど、どうしたどっか痛かったのか?」 オロオロしながら聞いてみれば、 「…………腰ぬけた。」 「……へっ?」

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