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ハメ!撮り!編 3 オカズ

 正嗣の指先に中をたんまり可愛がられて達してしまった。 「あっ……」  中を撫でるようにしながら、抜けていく指先にまた小さく声を上げてしまう。浅いところを最後刺激するように、優しくだけれど指が甘く引っ掻くから。  そして、その抜けてしまう刺激に腰が揺れて、自身が放った白がとろりと脇腹を伝った。 「……正嗣」  その全部を撮られている。  喉を鳴らしてスマホを握る正嗣の手の中に。三日間、会えない間、それを何度も見る? 「お、れも……」  達したばかりで痺れている指先を正嗣のスマホを握る手へ伸ばす。 「え?」 「俺も」  そして、その手を支えにして起き上がると甘えるように正嗣の唇にキスをした。舌先でその唇を濡らして、少し齧ってから、下唇だけを食んで。  それから、またキスをした。  屈んで。  すごく硬くなって反り返った正嗣の。 「っ、荘司」  ペニスに。 「ン……ンむ……ンンっ」  咥え込んで、濡らすようにしゃぶると、もっと硬くなる。口の中ですごく、大きくなって。舌を絡めるように先の先端の丸みを帯びたところを舐めてから、くびれのところにもキスをして、太く血管の浮き出たところには唇で吸い付いた。根本にもキスをして、それからまたしゃぶりつく。しゃぶりついて扱くように唇を窄める。口の中でたくさん濡らして、たくさん硬くして、たくさん。 「荘司っ」  気持ち良くして。 「は、あっ……荘司っ」 「俺も……」  撮れてる、かな。  撮れていたらいいな。 「三日間、離れていて寂しいのは俺も、だから」 「……」 「俺も、正嗣の、欲しい」  三日間、これを見るから。 「はっ……」  しかめっつらがかっこいい。  仕事がたくさんあって慌ただしい中でも、いつでも朗らかで、たとえあっちこっちから「すみませーん」って声をかけられても、優しい笑顔で対応できてしまう。困っている人がいたら、笑顔で手を貸してあげられる。明るくて、ありきたりな言葉だけれど、俺にとっては優しい太陽のような正嗣が顔をしかめて息を飲む。それがセクシーで、たまに息を詰まらせるのも色っぽくて、何かを飲み込んで上下する喉仏にさえ見惚れてしまう。 「やば……これ」  掠れた声もドキドキする。 「変な感じ」  苦笑いも、すごく、ゾクゾクする。 「オナニーしてるとこ、撮られて」  スマホの中にいる正嗣と目があった。 「はっ、あっ」  大きな手が激しく上下してる。扱いてる。 「イケなさそう。ね、荘司」  あの手がとても好きなんだ。さっきあの指先にイカせてもらった。 「手伝ってください」 「わっ」 「イカせて……荘司」  その指先にイカせてもらえた中がキュンとした。今、扱いてる正嗣の熱くてたまらないペニスの硬さに。それから――。 「はっ、やば、荘司の手、気持ち、ぃ」  握った瞬間、熱が染み込んだ吐息を溢して、苦しそうに眉を顰めた正嗣の表情に、中がきゅぅって締め付けられた。 「そのまま、扱いて、一緒に」 「あっ」 「はっ、荘司、これ、やばい」  ちゃんと、撮れてるかな。今の表情、すごく色っぽかった。ペニスもすごく熱くて、硬くて、くびれのところをキュッと握ると。 「っ」  ほら、気持ち良さそう。 「荘司」  その声で、その表情で、名前を呼ばれるとたまらなく切なくなる。 「貴方のオナニーのおかずになれそう?」  中が君を欲しがってる。 「三日間、これを見てイケそう?」 「あ、ぁ」  ほら、興奮で、声が喉のところで詰まってしまった。 「すごく、ゾクゾクする」  だからキスしたくてたまらなくて、齧り付くように唇を重ねて、しゃぶりつくように舌を絡めた。 「ん、んっ……ン、んんっ」  腰を引き寄せられて、あの大きな手が少し強引に俺をそこに座らせる。正嗣の足の間のスペースに。 「可愛い……さっきイったのに」 「あっ!」 「勃ってる」  あの大きな手、好きなんだ。包み込まれるように扱いてくれるのが好きで、すぐにイってしまう。とても気持ちいい手。 「すご、これ、気持ちいい」 「あ、あ、あ、あ」 「ね、荘司も気持ちいい? 俺のと、一緒に扱かれて」 「ん、ぁっ」 「カウパー、多いから、荘司の、やばいくらい、気持ちいい」 「ん、ン……んん」  今度は舌にしゃぶりつかれながら、扱かれた。俺のが正嗣のと重なり合って、その手の中で一緒くたに扱かれてる。 「ン、ん、ン……」 「荘司」 「あ、そこ、カリカリされたら」 「やっぱ、荘司がいると、興奮する」 「あ、あ、あ、あ」  鈴口のところ、カウパーが溢れる小さな口を正嗣の親指に引っ掻かれて、ゾクゾクって、込み上げてくる。 「ちゃんと撮って」 「あ、あ」  言われて、呆けていた右手を見ると、スマホの中には俺のと正嗣のペニスが。 「あっ」 「荘司」 「あ、あ、あ」  カリって、引っ掻かれて。 「あ、ああああああっ」 「っ」  ビュクリと弾けた。 「あっ…………っ」 「すご、やば」 「あ、正嗣」  大きな手が白に濡れて。 「ン……ン」  またキスをされたら、また、ほら。 「あっ……」  気持ち良さそうに小さな鈴口からトロリと残りの雫が溢れた。  握り締めていたスマホにそれが映っていて、その雫まみれの正嗣のが欲しいって、中がすごく切なくなった。

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