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8月17日(月)_03
「北斗…可愛い。大好き。大好きだよ…」
そうして、お風呂の中で愛し合うんだ…
俺の体を正面から抱きしめて、まもちゃんが俺のモノを扱いて大きくする。
「ん…はぁはぁ…あっあん、まもちゃん…きもちい…はぁはぁ…らめ、イッちゃうから…」
「イッて良いよ…可愛いから、見たいの…北斗の顔大好きだよ。」
俺の唇を舌でいやらしくこじ開けて俺の舌を絡めて吸う。
頭の奥がじんじんして、腕を回した彼の背中にしがみ付いて、腰を震わせる。
ダメだ…気持ちいい…イッちゃう…
俺はまもちゃんとキスしながらイッてしまう…
「はぁはぁ…イッちゃったぁ…まもちゃん…体洗いたいよ…」
本来の入浴の目的を果たさないまま、既に一時間は経過している…
「待って…もう少し、北斗が可愛いから止まらないの…」
俺を後ろに向かせて、俺の背中に舌を這わせる。
体が感じてビクビク震えながら反っていく。
そのまま彼は俺のお尻に指を這わせると、ぐっと指を押し込んで来る。
「んんっ!まもちゃ…だめ、それだめ…んん~!」
俺の中に指がどんどん入ってきて、グリグリと中を刺激する。
腰が震えて足に力が入らなくなる…
両手で壁に手を突いて、彼の顔に顔を仰け反らせてキスをすると、彼は片方の手を俺の胸元に伸ばして、乳首を優しく触り始める。
「あっああ…まもちゃん…ん、あっ、あっ…」
気持ち良くって快感に溺れていく。
俺のモノを扱きながら、中に入る指が増えていく。
どんどん押し寄せる快感に、口が半開きになって、ヨダレが落ちる。
「北斗、堪んないよ…挿れても良い?まもちゃんの挿れてもいい?」
俺の耳元でいやらしい低い声でまもちゃんが囁く。
鼓膜の奥に響いて、頭の芯が痺れる。
「まもちゃ…ん、はぁはぁ…して…してよ…」
おねだりするみたいに俺の腰を持つ彼の手を掴んで、爪を立てる。
まもちゃんは俺のお尻に自分の勃起したモノをあてると、深く中まで俺の中に入ってくる。それがいつもよりも気持ち良くて、自分の体が慣れて来た事を知った。
「まもちゃん…!はぁはぁ…ん、んん…あっああ…きもちい、きもちいよ…」
彼の腰が揺れる度に体中に快感がめぐっていく。
このまま真っ白になって消えてしまえば良いのに…
「北斗、可愛い…俺の北斗…大好きだよ。大好きだ…!」
そう言って俺の中を犯すみたいに激しく愛してくる。
俺は足をがたつかせて、その快感に耐える。
「まもちゃん…だめ、イッちゃいそう…我慢できない…!」
悲鳴の様にそう言って、彼を仰け反らせて彼の体に沿わせていく。
まもちゃんは俺のモノを優しく撫でて扱き始める。
俺は気持ち良くなって、彼の体にもたれかかりながらイッてしまった…
俺がイクと、まもちゃんは俺の腰を掴んで、首筋を舐めながら腰をねっとりと動かして、俺の中を刺激する。それが堪らなく気持ちよくて、体が跳ねる。
「北斗…まもちゃんもイッちゃいそうだよ…」
俺の耳元でそう言うと、彼の荒い息が俺の耳の奥まで届いて聞こえる。
荒くて、熱くて、低くて、良く響く彼の素敵な声…
堪らないよ…
俺の腰を掴む手に力がこもって、俺の中の彼が大きく跳ねる。
俺の背中で短く呻き声をあげて、彼はイッた…
中に溢れる熱い刺激に下半身が震えて、俺も一緒にイッてしまった…
「まもちゃん…!カラカラになるから…も、もうしないからっ!」
俺はそう予防線を張った。
だって、今日は昼間も彼としたんだ。
こんな四六時中していたら、本当に俺の精液は空になってしまいそうだ…
「ふふ…分かった、分かったよ…ごめんね。綺麗にしてあげるから…ね?」
俺の切羽詰まった声に、状況を理解してくれたのか、体を洗ってくれた。
その後、顔に水がかからない様に髪の毛も洗ってくれた。
顔を最後に洗って、お尻も洗ってもらう。
タオルで体を拭いて、新しい下着に履き替える。
部屋着を着ると、まもちゃんが笑った。
「ん…何がおかしいの?」
隣で下着を履く、髪の毛の濡れたままのまもちゃんに尋ねる。
「北斗が…家で一緒に寝るのかと思うと…嬉しくて。」
彼はそう言って、微笑むと俺にキスをしてくる。
濡れて癖の強くなった彼の髪の毛が、クルンと丸まって、可愛くて見とれた。
ドライヤーで髪を乾かしてもらって、俺は走ってベッドに行く。
そのままダイブして、布団の中に潜る。
俺の後から、まもちゃんが来て、布団をめくると俺の隣に入ってくる。
「あぁ…北斗。北斗ちゃん…俺と一緒に寝るの?」
うっとりしながら俺を見て、髪を撫でる手がいちいち優しくて、甘すぎる…
「うん…」
俺がそう上目遣いで答えると、嬉しそうに微笑んで、おでこにキスをする。
俺の髪を指で解かして、頭を何度も何度も撫でる…
うっとりとした目で俺を見つめて、抱き寄せて胸に収めると、彼は聞いて来た。
「どうして追い出されたのさ…」
俺は隠しても仕方がないと思って、今日、あった事を彼に伝えた…
「それで、荷物を荷造りされて、笑顔で追い出された…」
俺はまもちゃんの胸板を、指で触りながら言った。
「だから、理久が知ったら大変だよ?俺は多分引っ叩かれる…」
反応がないから寝ちゃったのかと思って、彼を見上げると、まもちゃんはじっと黙って俺を見つめていた。
その物憂げな表情に目を奪われて、じっと見つめる。
「理久先生は…ずっと北斗が大切なんだな。」
にっこり笑ってそう言うと、まもちゃんは俺の頬を指先でそっと撫でた。
「だったら、あんな怖い顔したりしない…あんなに怒ったりしない…理久は、さっちゃんの言いなりになってるんだ。それで、一緒になって、俺を虐めてるんだ…」
俺はそう言って、まもちゃんの胸板に顔を埋めて甘えた。
「本当に…鈍感なんだな…」
そう言って、まもちゃんは俺の頭を大きな手で撫でる。
それが気持ち良くて、俺はうっとりと彼の腕の中で目を瞑る。
このまま…寝られそうだ…
「星ちゃんは…男の中の男だな…俺には出来ないよ。」
俺の頭を撫でながら、まもちゃんがそうポツリと呟いた。
そうだ、星ちゃんは俺の聖域だからな。
男の中の男って意見には俺も同意するよ?
そして、激コワなんだ…!
ふと思い出して、俺は彼の胸から顔を起こして言った。
「まもちゃんの23日の、あれに呼ばれた。俺は逃げないで行くよ。バイオリンが居るから、大丈夫。だから、心配しないで…」
そう言って彼の首に腕を絡ませると、首元に顔を寄せてスンスン鼻を鳴らした。
「そうなんだ…」
そう言って黙る彼は、この事を知らなかったみたいだ…
俺が今まで受けて来た事も、きっと彼は知らないんだろうな。
まもちゃんの首にキスして少し舌で舐める。
俺のだ。
この人は…俺のだ。
俺は今日初めてこの人と寝る。
どうか、いびきをかかない人でありますように…
しばらくそうして、抱きついて…気が済んだら、体を仰向けにして目を瞑る。
彼の息がかかって、瞑ったまつ毛を揺らす。
それをそのままに、俺は言った。
「まもちゃん、お休み…」
そのまま死んだように眠る。
「北斗…?」
眠いよ…もう眠い…目も開けられないくらい、半分寝てるくらい、眠い。
「北斗…愛してるよ…」
まもちゃんが、目を瞑って反応の無い俺にそう言って、唇にキスを落とした。
頭は起きていたけど…
そのまま眠った…
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