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8月24日(月)_02
キャンプ場に戻って来て、テントの中にバイオリンを持って入る。
「まもちゃん…俺、まもちゃんの寝袋が良い…」
そう言って彼にベタベタ甘える。
もう後は寝るだけだ…
体がポカポカしてるうちに横になりたいよ。
そのまま寝たら、きっと、めっちゃ気持ちいいから。
まもちゃんは寝袋を展開して、俺がゴソゴソ入るのを確認すると、俺毎寝袋を持って外に出る。
「なぁんだ、外に捨てるのか?!」
俺がそう言って暴れると、笑って言った。
「北斗、一緒に星を見よう?」
そう言って俺を外に置いた椅子の所まで担いで連れて行く。
大人しく担がれて、椅子に座る彼の上に乗っかる。
そして一緒に星空を見上げる。
まもちゃんの腕が天を指さして、頭の上で彼の低い声が響く。
「見て…北斗七星だよ。」
彼の指さした場所に、ひときわ輝く北斗七星を見つける。
おおぐま座のしっぽ…
「俺だ…俺がいるよ。」
俺がそう言って笑うと、彼の体が笑って揺れる。
「本当だ。あんなにきれいに輝くのは、北斗しかいないね。」
そう言って俺の頬にキスをする。
ギュッと寝袋の上から抱きしめて、愛おしそうに何度もキスをする。
「北斗…ご両親の事だけどさ…。お前は、ある意味恵まれた環境に居るんだ。音楽をやりたい人にうってつけの場所だ。だって、海外に技術指導へ行かせてもらえるし、コンクールにだって行かせてもらえる。これは、恵まれていると思うんだよ?」
まもちゃんはそう言って俺の頬に自分の頬をスリスリとして続けて言う。
「無理やりやらされているなんて思うと、自分が嫌いになっちゃうよ。俺は北斗が大好きだし、愛してる。そんな風に思わないで。この環境を大いに利用するんだ。お前はもっと、もっと輝けるよ。絶対だ。」
「まもちゃん…」
不覚にも涙があふれて来る…
確かにそうなんだ。バイオリンの家庭教師は必ず2人いてローテーションで俺を見てくれる。理由は演奏が偏らない為だ。プロの両親だから考え付く、奏者育成法だ。
音楽家の父と母が居る事で、音楽への感性も普通よりも高い。幼い頃から演奏会へ連れて行ってもらえていたし、楽器はすぐ傍にある。弾きたいと言えば何度弾いても怒られない。もっとこうしろとは言われても、うるさいからやめろとは言われない。
両親が友人を呼ぶと必ず演奏会になって一緒に混ぜてもらう。高い技術を垣間見れて、勉強になる。その他の楽器を触れるようになって、楽器の特性を知れる。音楽談義を合間に聞いて、沢山の国の曲や歌を体で覚える。
俺ほど環境に恵まれた者も少ないだろうな…
俺はまもちゃんの方へ体を翻して、甘える様に彼に体を沈めた。
「違う…他の子みたいにしたかったんだ…そのままを愛して貰いたかったんだ。寂しかった。寂しかったの…まもちゃん…。だって、俺は…いつも一人ぼっちだったんだもん。」
そう言って彼の胸にしなだれて涙を落とすと、まもちゃんが俺の体を強く抱きしめる。
そして低くて優しい声で言った。
「そうか…北斗は、寂しかったんだね。」
溢れてくる感情を止められなくて、彼のその言葉に涙と嗚咽が溢れて来る。
そう、俺は寂しかったんだよ…
「よしよし…大丈夫。大丈夫だよ。」
まもちゃんはそう言って俺の感情が落ち着くまで、ずっと体の上で抱きしめ続けてくれた。
自分が思ってる以上に感情が溢れてきて止まらなくなったんだ…
まもちゃんのTシャツがびちょ濡れになる位、泣いてしまった。
誰かにこの感情を受け止めて欲しかったのかな…。
まるで嵐が去ったようにスッキリしてしまった。
「…なんか嘘みたいにスッキリしちゃったよ…まもちゃん…ふふ。」
俺がそう言って彼の顔を見上げると、まもちゃんは満面の笑顔で俺にキスをした。
宇宙が透けて見える空の下。
自分の環境にやけに前向きになった気持ちに、わらけて来る。
そして、理久の言った言葉を思い出す。
“人は欲しい言葉しか受け取らない…俺の言葉がファンタジーに聞こえるのは、お前がそう思いたいからなんだ。”
俺は自分を可哀想だって思いたいから、両親の言葉の一つ一つに愛情を見いだせないでいたのかな…。
理久…ねぇ、そうなのかな…。
昔そうした様に…この場に居ない理久に答えを求めた。
まもちゃんが手際よく焚火を作る。
俺はひざ掛けを肩から羽織って、それを後ろから眺めて、彼の背中を見る。
それはとてもセクシーだ…
木をくべて、安定した焚火を作る。
椅子を持ってきて、二人で並んで座る。
「火って…手を入れたくなる…」
俺がそう言うと、まもちゃんが笑って言った。
「火傷するよ?」
そら、そうだ。
まもちゃんが焚火にポットを掛ける。
あの時みたいに、上手にお湯を沸かす。
マシュマロを棒の先に付けて、俺に手渡す。
一つしかない鉄のマグカップにティーパックを入れて、お湯を注ぐ。
俺のマシュマロはあっという間にトロけて、俺は慌ててそれを口に入れる。
「あっ!北斗!火傷する!」
まもちゃんがそう言ったけど、遅すぎて…俺はハフハフしながら辺りを歩く。
「あっふい!あっふい!」
心配そうに俺の様子を見ている彼に教えてあげる。
「こうしてワタワタ歩いてると、風にあたってマシュマロの温度が下がるんだ。俺は分かってやってた。」
そう言って口の中を見せてあげる。
「ね?火傷してないだろ?んふふ。」
呆れた顔で俺を見て、椅子に腰かける彼の背中を見る。
我慢できなくなって、そのまま彼の背中に覆いかぶさって、甘える。
「ん~、まもちゃん。」
俺がそう言うと、彼が言う。
「なぁに?」
んふ、可愛い。
ギュッと抱きしめて足で踏ん張って彼の体をユラユラと揺らす。
彼の背中に頬を付けて、ぼんやりと暗い辺りを眺める。
北アルプスは黒くなって、青暗い空を切り取るみたいに目に映る。
目を瞑って、彼の背中の温かさを感じて揺れる。
「北斗、紅茶をどうぞ。」
「後で飲む。だって熱いんだ。」
俺はそう言って、彼の背中を独占する。
「まもちゃんの背中が好きだよ…お料理してる時も、バイオリンを直してた時も、しくしく泣いてる時も…この背中が大好き。」
俺はそう言って彼の髪の匂いを嗅ぐ。
俺の下でクスクス笑いながら一緒に揺れる優しい大人。
そのまま、まもちゃんの首にキスをする。
それは舌を這わせたエッチなキスだ。
「あっ!北斗ちゃん!いけないよ?大人を興奮させるといけないよ?」
そんな事言いながら二個目の焼きマシュマロを、俺にフーフーして渡す。
俺はそれを口を開けて待って、食べさせてもらう。
「んふ、熱くない。」
俺がそう言うと、まもちゃんがクスクス笑う。
「星ちゃんは今頃、何してるかな…」
彼の隣に座って、彼の体にもたれてぼんやりと火を眺めて、星ちゃんを思い出す。
「北斗は本当に星ちゃんが好きだね…」
まもちゃんがそう言って、俺の肩を抱いて、自分の膝に寝転がす。
俺はそのまま彼の膝枕で天を見上げる。
「この前、星ちゃんと結婚式したけど…最後の最後で止めたんだ…だって、まもちゃんが悲しむから…」
俺はそう言って、手を伸ばすと彼の顎を触った。
0. 5ミリ…髭が伸びてきた彼の顎を撫でる。
ジャリッと音がして、指先がジンと痺れる。
「星ちゃんと結婚式したの?」
まもちゃんが笑って俺を見下ろす。
俺は彼の問いに頷いて答える。
「星ちゃんは、ごっこ遊びだよって言ったけど、目がいつもと違くて、俺は考えすぎちゃったんだ…それで、まもちゃんの事が気になって、誓いのキスが出来なかった…」
そう言って俺が笑うと、まもちゃんが優しく微笑んで言う。
「星ちゃんは本気だよ…北斗と結婚したいんだ。」
何をおっしゃる!
「俺が星ちゃんから北斗を奪っちゃった。でも、期間限定だから、星ちゃんは許してくれたんだ。ずっとだったら、多分、許してくれなかったんだ。」
まもちゃんがそう言って、愛おしむような目で見つめて俺の頬を撫でる。
どうしてそんな事を言うの…
胸の奥がざらついて、彼の優しい笑顔が憎たらしく見えて来る。
「星ちゃんは北斗が大好きだ…。彼になら、北斗を返そう…ふが!」
俺はまもちゃんの口に指を入れて黙らせた。
それ以上聞きたくなかったんだ…
涙があふれて、頬を伝う。
「まもちゃんが…俺を虐めたぁ!」
そう言って泣く。
だって俺が聞きたくない事を言うんだ。
「嫌だ!返すとか言うな!俺は…物じゃない!」
そう言って彼の膝の上で足をジタバタさせて、また泣く。
そんな事言うなよ…
「ごめん、ごめん…北斗、泣かないで…愛してるよ。」
知ってる…俺だって愛してる。
愛してるんだ。
「まもちゃん…俺を離さないでよ。返すなんて言わないでよ…ずっと傍に居てよ…そんな事言わないでよぉ…嫌だ、嫌だ…!」
俺はそう言って体を起こすと、彼の体に抱きついて泣いた。
まもちゃんは俺の体を大きな手で優しく撫でる。
嫌だ…離れたくないのに…
夫婦なのに…どうしてそんな事言うんだよ…
馬鹿野郎。
テントに入ってまもちゃんが二つ寝袋を敷く。
俺はまもちゃんと一緒の寝袋に入る。
彼の体に半分乗って、見下ろしてキスをする。
彼の髪を撫でて、うっとりと見つめて微笑む。
「可愛い…本当に可愛い。」
そう言って何度もキスをする。
大好きなんだ。まもちゃんが大好きなんだ…
分かってないみたいだから、もっと教えてあげるよ。
俺がどんだけまもちゃんが大好きか、教えてあげるよ。
俺の腰を撫でる彼の手が、いやらしく動き始める。
俺は彼の太ももを跨いで、自分の股間を緩く動かしながら、彼のモノをずっと撫でて興奮させてる…
「まもちゃん…俺の事…愛してる?」
彼の唇と自分の唇を付けたまま、彼に尋ねる。
「あぁ…北斗、愛してるよ…」
そう低く良く響く声で、俺の鼓膜を揺らしてくれるから、俺は吐息と一緒に彼に言う。
「じゃあ…俺の為に死なないで。」
そう言って彼の唇に舌を入れる。
返事なんて聞かない。
俺の舌を絡めて、吐息を漏らしながらまもちゃんは熱いキスをくれる。
そのまま寝袋の中で、俺の体を下に降ろして覆いかぶさると、まもちゃんは俺のTシャツの中に手を入れてくる。
俺はずっと彼のモノをズボンの上から興奮させ続ける。
「んふ、まもちゃん…まもちゃんの手が好きだよ…」
そう言って彼のキスを首に受けながら、彼に愛を伝える。
まもちゃんの舌が俺の首筋を伝って降りてくる。
体の芯がビクンと跳ねて、俺の口から喘ぎ声が漏れる。
「あっ…はぁはぁ…んっ、はぁはぁ…」
急激に興奮した様にまもちゃんの息が荒くなって、俺の体を貪る様に舐めてキスをする。
堪らない…
まもちゃんが俺のブカブカのスウェットズボンの上から、俺のモノを掴んで扱く。
俺はその快感に、腰を浮かせて喜んで彼にキスする。
「北斗…可愛いね、もう…まもちゃんは北斗がいないと生きていけないよ…」
そう、うっとりした瞳で言って、何度もキスを俺にくれる。
まもちゃんのズボンに手を入れて、彼のモノを直接に触って興奮させる…
彼は俺に覆いかぶさりながら、ニヤニヤした顔でそれを楽しんでる。
「悪い子だね…どんどん、エッチになってくよ?」
そう言って俺にキスして、俺のズボンに手を入れてくる。
俺は何も話さないで、彼のキスを受けて、彼に握られた快感を喘ぎ声で答える。
「んん…はぁ…あっ、あっあん…はぁはぁ…ん」
ゆっくりと扱かれて、俺のモノがどんどん大きくなる…
俺の喘ぐ顔をじっと覗きながら、俺の手の中の彼のモノもどんどん大きく、硬くなっていく。
股がどんどん開いていって…寝袋を足で掻く様にして、快感に溺れる。
「北斗…まもちゃんにエッチなキスして?」
低くていやらしい声で…俺に顔を近づけておねだりする。
俺は喘いだ口から舌を出して、彼を誘う。
熱くてエッチなキスをして、口から喘ぎ声を漏らして彼のモノを扱き続ける。
まもちゃんの口がゆっくりと俺の首におりて、舌を這わせて移動する…胸元にキスをしながら指先で乳首を弄る。
「んんっ!はぁはぁ…あっ…ん…あぁあっ…はぁはぁ…や、やぁん…」
貫くような快感に、首を振って嫌がる様に喜ぶ。
俺の手が届かない所に彼のモノは行ってしまった…
俺の体を舐めながら、どんどん下の方にまもちゃんは移動して行く。
俺の乳首を舐めて、いやらしくこねて回して言う。
「北斗…乳首、可愛いよ…すっごく敏感だね…」
その声に頭の芯が痺れて、首が仰け反って口がだらしなく開く。
俺の足の間に体を沈めて、俺のモノを扱きながら、口の中に入れていく。
ダイレクトに快感を受けて、腰が震えて背中が仰け反る。
「はぁっん!ああっ…あっああ…ん…はぁはぁ、あっあ…ん!」
俺のお尻を撫でながら、いやらしく口で俺のモノを扱いて快感を与える。
手を口元にあてて、言い知れぬ快感に酔って、感じるままに身もだえする…
どんどん強くなる快感に、彼の口の中を犯す様に腰が緩く動く。
「気持ちぃ…はぁはぁ…あぁああ…ん、きもちぃよぉ…」
そう言って彼の髪を優しく撫でて、彼の口の中で腰を動かす。
彼の指が、俺の乳首をツンと摘まんで優しくこねると、俺はガクガク体を震わせて、激しくイッてしまった…
「はぁはぁ…はぁはぁ…んふふ…イッちゃったぁ…」
そう言って、彼の顔を見て笑うと、まもちゃんは堪らなくいやらしい顔で笑った。
俺の中に指を入れて、俺のイッたばかりのモノを緩く扱く。
簡単にまた気持ち良くなって、されるがままに中を感じて体を捩る。
「ん…はぁはぁ、あっ…ん、あっ、ああっ…ん」
彼の目を見ながら、彼のいやらしい手付きに翻弄されて、喘ぐ声が止まらない…
俺の体に覆いかぶさる様にして、俺の乳首を大きな舌で舐めあげる。
体に電気が走ったみたいに、ビリビリ快感が走って、それだけで俺のモノがグンと大きくなる。
「北斗…ほんと、乳首が敏感だね…ふふ…可愛いんだ…」
そう言いながら、まもちゃんは、俺の中の指の数を増やして、ねっとりと指を動かす。
俺はお腹に来る圧と、乳首を舐められる快感に頭が真っ白になって行く…
彼の髪の毛を指先で撫でて、すくって、慈しむ。
彼はそれを気持ちよさそうに受けて、俺を見て微笑む。
堪らない…この顔、この目…堪らない…
俺の脇腹にハフハフして、唇で食むように愛撫する。
太ももにあたる彼のモノが硬くて…堪らなくなる。
「まもちゃ…挿れて…ね、ねぇ…北斗に挿れてよ…」
そう言って彼におねだりする。
だって、もう我慢できないんだ…
まもちゃんは俺を見て微笑むと、ゆっくりと体を足の間に入れて、俺の中の指を外に出した…
解放された圧迫感と共に、ジンジンと中が疼いて、俺はまもちゃんの腰に自分の股間を擦るように腰を動かして、おねだりした。
「北斗ちゃん…可愛い…堪んないよ…」
そう言って、俺の顔を見ながら、まもちゃんが俺の中にモノを挿れてくる。
指の時と全然違う、大きさと、硬さに…悶絶しながら彼を受け入れる。
「はぁはぁ…!んん…はぁ、あっ、ああっ…まもちゃん…まもちゃん…」
俺の腰を掴む彼の手のひらを両手で掴んで、俺を見る彼の目を見ながら、奥まで彼を受け入れる。
「はぁはぁ…堪んない…イッちゃいそうだ…」
まだ挿れたばかりなのに、まもちゃんはそう言って、俺から視線を外す。
彼の手を掴む俺の手を逆に掴んで、グイッと俺の体の上に覆いかぶさりながら、恋人繋ぎにする。そのまま俺の顔の横に手を持ってきて押し付けると、顔を覗き込んで言う。
「北斗の…顔を見てるだけで、イッちゃいそうだよ…?」
その言葉と、その声が、俺の体に染みて、奥まで入った彼のモノをきつく締める。
そのまままもちゃんが緩く腰を動かす。
両手を抑えられて、快感をダイレクトに受ける。
俺の背筋が反って、彼の顔に乳首が近づく。
そのまま彼の口に入れられて、吸われて、快感が走る。
「ん、だめ、だめぇ…!んん…イッちゃうからぁ…舐めたらめぇ…」
気持ちいい…ヤバイ…またイキそうになる…
彼の腰が動くたびに、中が擦れて気持ち良くて…
彼と目が合うたびに頭の芯が痺れる。
「はぁはぁ…ダメだ…北斗、まもちゃん…イッちゃいそうだ…」
そう呻きながら、歪んだ顔で快感に悶える彼を見て、俺は早々にイッてしまう…
「んんっ!まもちゃん!イッちゃう!イッちゃうよ~っ!あっあああん!!」
激しく腰が震えて、俺の中の彼のモノもろともガクガク震わせると、まもちゃんがもっと顔を歪ませて、俺の中から自分のモノを急いで抜いた。
彼の精液が俺の腹に吐き出される。
俺は微睡んだ瞳でそれを見て、彼の顔を見て、最後にテントの天井を見た…
寝袋に再び収まって、彼の体に半分乗って彼の伸びた髭を撫でる。
「まもちゃ…大好き…」
俺がそう言うと、彼は俺の髪の毛を撫でながら頭にキスをして言った。
「北斗…愛してるよ…」
今日は珍しく…俺の方が眠るのが早そうだ…
「眠い…おやすみ」
そう呟くと、彼の返事も聞かないうちに、彼の胸元に顔を沈めて眠りに落ちた。
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