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マイナスカウント ② ※※
「おい、清貴。おい、おきろ。」
ぺしぺしと軽く頬を叩かれ目が覚めた。
「あ?………篠崎?………」
あれ?俺、大学 で居眠りしたのか。篠崎に起こされるなんてラッキー。
「俺、変な夢を見て………」
「清貴、寝ぼけてるな。お前がコレ欲しいって言ったんだろ。」
「え?………」
ずっと開きっぱなしの足の間に、篠崎のペニスが俺の中に入っている?!
俺のペニスからは色のついていない精液がピュクピュク出していて勤の腹を濡らしていた。
「セックスの途中で寝るなんて失礼だぞ。そんな奴にはお仕置きだ。」
ごちゃごちゃしていた頭が鮮明になる。
そうだ、地球が消滅して………ここは天国で、俺は勤にいっぱい愛されている最中だった!
勤は角度をつけてごりゅごりゅと前立腺をえぐってきた。
「ふああああっ♡ごめ…ごめんなさい…寝てないよっ……ひぃん♡…」
「寝てるって言ってただろっ♡…くっ…自分でっ♡…っ…くっ…今度は寝かせないからなっ…」
喋るたびに腰を打ち付けて俺の中を掻き回す。
「ちが…気ィ失ってたっ…勤がああぁっ♡…激し…いからぁ…っ…♡…ひううっ♡…」
「ほらっ、奥にイクぞっ…くぅっ……!!…」
ごちゅんっ!! と奥まで穿たれるとナカが熱く濡れて、目の前がチカチカする。
「あああうっ♡…ぅうん…♡」
やっとイッてくれた…………愛されて幸せだけど……勤って、絶倫………
繋がっているところが火傷したみたいにヒリヒリと痛くて熱いよぉ。
「勤………ありがと…シャワーを………」
「はあっ♡はあっ♡ まだだろ? 清貴の腹、さっきより膨らんでないぞ。」
そう言ってナカを精液で満たすためにまた俺を抱きはじめた。
もうダメダメ、無理無理っ!!
腰を振られるたびに目の前がチカチカするぅ、俺の身体、与えられる快楽を拾いすぎだよ。
「もうっ…大丈夫だから……ああ♡…熱いぃ♡…ごげる♡…俺のお尻焦げちゃうよぉっ……ん♡」
「清貴、またお前はっ、煽り方がエロいんだよっ。」
煽ってないーっ。
「ひぃあぁぁっ♡…強いっ、あっ♡あっあっ♡…だめ♡…手加減して♡…ひっ♡ひぃんっ♡」
それからお腹の中に何度も何度も種付けされて、気がつけば外が明るくなり部屋の中に光がさしている。
朝になった………?
勤…、ヤリ過ぎだよ。
アナルがヒリヒリする…切れたか、火傷してるなぁ。
身体がガクガク………力入んないよ。
何時間セックスしてたんだ俺達は………
「はあ、はあ、はあ、んぅ♡…はっ、はあっ、お腹、苦しい。」
「いっぱい入ったな♡」
お腹を大きく膨らますことが出来て、やっと勤は満足してくれた。
満足気に俺のお腹に入っているペニスを外から撫でて、ナカと外から俺の前立腺をぐりぐりと刺激する。
「ひあああぁん♡」
何も出てないのに、体の奥が快感で震える…またイッちゃった………。
これ以上、刺激しないで………
「…はあっ…本当に無理…はあっ…シャワー浴びたい…っ」
「折角、いっぱい入れたのに。」
ぽこんと膨れたお腹を勿体ないと言わんばかりに大事そうにまた撫でるから意識が飛びそうになる。
「…あああぁっ♡…お願いぃぃー♡…はあんっ…シャワー…っ」
「んー、………しょうがねえな。一緒に入るか。」
ぺニスを引き抜かれて、アナルから熱い精液がまた溶岩のように流れ出る。
「んああうっっ♡」
あああぁぁ、この感覚だめだぁ♡ アナルや内ももを熱い舌で舐められているようで変になる♡
「んっ♡………ふうっっ♡」
また抱かれたら大変と漏れ出す声を必死に堪えていると勤はバスルームに行こうと手を引いてくれた。
「「?」」
…立ち上がれない?
「どうした?」
「…足が上手く動かない………って言うか、俺、腰砕けてるのか??…。」
「ははは、そんなこと本当にあるんだ。」
悪びれずに言うから誰のせいだと睨みつけた。
クスクスと笑いながら勤が俺を抱きかかえようと肩に手を伸ばし時、今まで二人の声しか聞こえてなかった部屋に聞き覚えのある曲が流れる。
「………あ、テレビ…。」
「これニュースの…」
天国でもニュースあるんだ。
久しぶりの放送に二人で見入ると普段着のニュースキャスターがお辞儀もせずに出てきて、早口で原稿を読み始めた。
『緊急速報です。衝突するとされていた巨大隕石は軌道が逸れて、地球をギリギリ通過しました。地球人類は消滅を回避することが出来ました。繰り返します!衝突すると………』
「………」
「………」
同じニュースを繰り返し放送するテレビをただ呆然と見つめていた。
天国から現実に戻った俺達の人生はまだまだ続くらしい。
☆おしまい☆
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閲覧有難うございます。
毎日読みに来てくださった方、リアクションを押してくださった方、しおりを使ってくださった方、お気に入り登録してくださった方、本当に有難うございました。凄く嬉しかったです。
1年ぶりにfujossyさんに来たら、閲覧者様がいらしていたので他社で短編で書いていたものに手を加えて投稿させていただきました。
自分の書く中で一番激しいBLにチャレンジしてみました。
オリジナルには、西野清貴サイドはないし、すごく大人しい作品です。
書いていくうちに、激しい表現にチャレンジって何処まですればいいの??
自分でも激しすぎてどこまで行くのか分からないよーーーっ!!
読者様に呆れられてない?????
と暴走と迷走の小説でした。
この話で終わりにしようと思っていたのに、もう続きが書きたくなっていて………激しいのはともかく、勤と清貴のキャラが面白くて書くの楽しくなっちゃいました。
次回は未定ですが、ひょっこり書いているかもしれません。
その時は宜しくおねがいします。m(_ _)m
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なんて書いていた後に文字数カウントがコンテスト規定に対して1000字くらい足りないって今気が付きました。ヤバイ、ひょっこりどころか大急ぎで書きますねっっ!!
ではでは宜しくおねがいします。
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