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第17話
「お前に優しくしてやろうと思ってたけど、やめたわ」
「え、なんで?」
琉季の突然の方針転換に、ますます圭太の思考が追い付かない。
「別に?なんでもない」
琉季はピカリと目を光らせた。なんでもないわけがないと思うが、琉季は再度パクリと熟れ始めた圭太のものを食べ始めた。
先ほどよりも、もっと激しく圭太を貪る琉季。あまりにも巧みなテクニックで、直ぐにでもイってしまいそうだ。
「琉季さん、もうダメ!」
「何がダメだっていうんだよ?まだイクなよ。イッたら、承知しないぞ」
「そんなっ」
圭太はもう限界のところまで追いつめられていて、先から雫を垂らしている。それは、もう勘弁して欲しいという、圭太の懇願の涙のようでもあった。琉季は上目遣いで圭太を見ながら、チロっと先っぽを舐め上げた。
「んっ」
思わず堪えられなくなりそうだったけれど、それ以降はピタリと琉季の責めが止まった。
「……ど、どうしたの?」
「もう、やらね」
イキたがっていた圭太のものは、弄ばれるのを止められて所在なさげにしている。
「え?」
「いいから早く起きろよ」
力づくで身体を起こされて、琉季と至近距離で向かい合う形で座らされた。すると、琉季は圭太の手をとって自分の股間に当ててきた。
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