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第四章・6
「おら、もっと腰上げろよ」
二番目の男は、聖の顔をマットに押し付け腰を高く上げさせた。
「うぐ、うぅ。うッ、うッ」
男が腰を使うたびに、頬がマットに擦れて痛い。
聖は、ただ耐えるしかなかった。
白い尻頬を両手でわしづかみ、男はやたらと腰を叩きつけて来る。
そのたびに、ぱん、ぱん、と派手な音が鳴る。
横に背けた聖の顔に、別の男のペニスが近づいた。
「舐めろよ」
「うぅ……」
舌を出し、舐めた。
従わなければ、動画をバラされるのだ。
言うことをきくしかなかった。
「いい味してるぜ。今までの中で、一番じゃね?」
「お前も思う? ナカ絡みついて、吸い付いてきやがるんだよな」
腰をやりながら、聖に舐めさせながら、男たちは勝手なことを言い合っている。
やがて二番目の男が、捻じ込むように射精した。
「おら、ご褒美だ!」
「っく! ふ、うぅ、う!」
発情期を迎えていないので、妊娠の心配はない。
だが、屈辱を感じるには充分過ぎる中出しだった。
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