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10.変化5
固く張り詰めて透明な蜜に濡れた晴太郎の幹は、なかなか絶頂を迎えられなくて辛そうだ。
七海は大きな手で包み込むように握ると、くちゅくちゅと音を立てて上下に扱く。
「うっ、んぅ……ななみ、ぃ、やば……」
「……ちゃんと、気持ちいいですか?」
「は、ぁ……うん、きもち、いい……っ」
しっかり気持ち良くなってくれている様子で安心した。こんな事まで手伝って、もし気持ち悪いなんて言われたら辛すぎる。明日からどうやって生きていけば良いか分からない。
とぷとぷとさらに先走りが溢れ出し、ぴくぴくと激しく脈打つ。もしかしたら絶頂が近いかもしれない、と先走りをぬるぬると塗り込むように先端を撫でる。ビクッと今までの比にならないほど晴太郎の腰が跳ねた。
「ああっ、や、だ……何か、で、る……やだぁ……っ」
「大丈夫です、落ち着いて。出して大丈夫ですから」
「うう、あっ、ああ……っ!」
晴太郎はビクビクと身体を震わせると、勢いよく精を吐き出した。それを七海は手で受け止める。
全て精を吐き出すと全身の力が抜けてしまったのか、肩で息をしながら晴太郎が七海に寄りかかった。
「大丈夫ですか?」
「はあ……っ、は……変になる、かと、思った……」
「よく頑張りました」
そう言って褒めてやると、晴太郎は嬉しそうに笑った。
性教育はこのような感じで良かったのだろうかという疑問が頭をよぎるが、晴太郎は頑張ったし笑顔が可愛かったので、その時は深く考えない事にした。
*
ーー今思えば、あの時の性教育だと思ってやったことが間違っていたのかもしれない。
「あ、ぅ……そこ、もっと……」
「……こう、ですか?」
「は、あ……っ、ん……きもち、ぃ……」
あの時と同じように、膝の上に座らせて背後から手を回し、抱きしめるようにして晴太郎の陰茎に触れる。
言われたとおりにぐりぐりと先端を弄ってやると、とろりとした蜜を滲ませる。ふるりと腕の中で晴太郎が震えた。
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