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第7話
狐くんに、ズボン越しから僕の中心をさわさわと撫でられた。
可愛いとか言われたら、僕、もう嬉しすぎて泣いてしまいそうだ。
「っはぅ……狐くんと、恋人になるの、望んでたから……」
「昨日は、その……悪かった。だけど本当に俺でいいのか?」
「……ん。お願い。僕を、抱いて」
申し訳なさそうに謝る狐くん。
僕がコクンと頷けば、狐くんは僕の両脚から下着ごとズボンを引っこ抜いた。
あらわになる僕の下肢。
ゴクンって唾を飲み込む音が聞こえて狐くんを見上げると、同時に僕の足が持ち上げられた。
「兎のココの窄まりは可愛いな、だけどたくさん慣らさないと、小さくて壊してしまいそうだ」
水音と一緒に入ってくるのは、さっき、僕の舌を絡め取った、狐くんの熱い舌だ。
「あっ、やあああっ!!」
抱かれるっていうことがどういうことなのかは知っている。
繋がるのはそこしかないから。
だけど、でも! ソコは排泄する場所で、だから舐められるなんて思ってもみなくて、ビックリする。
「やっ、狐くん。だめっ、ソコ、汚いっ!!」
首を振って、なんとか止めさせようとするのに、僕どうしよう。
気持ちがいいんだ。
中心が身をもたげはじめている。
「汚くなんかないさ。赤くて綺麗な色だ。もっと可愛がりたい……」
狐くんの指によって、僕の孔が広げられた。
舌と一緒に骨張った二本の指が中に入ってくる。
「っは、あああっ!!」
たくさん舐められたからか、指が二本入っても痛みはない。
それどころか、中をコシコシと擦られて、熱が宿っている。
「凝りのココ、たくさん擦って、うんと気持ち良くしてやる」
そう言うと、狐くんは僕の中にある一点を執拗に擦りはじめた。
そのとたん、僕の腰がビクンと跳ねて、甘い何かが押し寄せてきた。
「っあ、っひ!!」
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