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悪夢③

暖かな日差しが目に入り、起き上がる。 今まで寝た中で1番ふかふかのベッドにもう一度蹲る。 二度寝最高。 今日は日曜日。 学校も休みだしいくらでも寝られる。 …。 …。 …。 …あれ? おかしくない? そもそもこのベッドなんだ。 うちにベッドなんてあったか? 母さんが買ってきた? んなわけあるか。 うちはもっぱら敷布団だ。 そもそも一回起きたとき俺の知らない景色が広がってたような…。 恐る恐る目を開けたら、真っ白な天井が見えた。 俺の家の天井は茶色だ。 木製の天井。 おかしい。 おかしいと思って、昨日のことを思い出す。 「そうだ、俺。きのう…。」 思い出したら急に尻穴に痛みが走り出した。 あと、腰とか。 っていうか体全体が重だるいというか。 夢ではなかったのは明白だ。 「母さん、俺の貞操は奪われたよ…。」 なんか、涙が出てきた。 俺、この先どうなるんだろう。 逃げ出したらきっと昨日のあれで脅されるんだろうな。

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