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寮④

念願の朝ご飯。 まず、フルーツジュースが並び、コップに注がれる。 その後に三種類のパンが並んだ。 クロワッサン、バケット、あとはカントリーパンってやつ。その横にジャムが置かれる。俺は一つずつパンを食べていった。 「な、何これ。柔らかっ。うまっ…。」 「んふふ、焼きたてだしねぇ。」 「焼きたて!?」 だからこんなホカホカで柔らかくて美味しいのか。スープに鮭のムニエル、半熟ゆで卵、様々な料理が並んでいき、お腹いっぱいになる頃には数え切れない程の料理を食していた。 「やばい、こんなに腹一杯食べるの久しぶり。」 「ふふふ、毎日食べられるよ。」 「こんなの毎日食べてたらおかしくなる。」 でもたまに食べるにはいいかな。 いいよな。自炊もちゃんとするし。 「さてと、じゃあ、また見て回ろっか。その後は自由にこの施設を使っていいよ〜。ああ、でもその前に荷解きしなきゃだよねぇ。」 「まぁ、あんまり荷物はないけどな。」 「そっかぁ。そうだよねぇ。」 おい、なんだその馬鹿にした目は。どうせ、殆ど物なんて持ってねぇよ。 「あっ、そうだぁ。6時になったら20階に来て〜って頼まれてたんだったぁ。」 「えっ…。」 20階って昨日の…。 もしかして、また昨日みたいな…。 そうだ。考えてなかった。たぶん俺はこれから昨日のような事を強いられる。俺は、俺は耐えられるのか…。 「震えないでよぉ。まだ、今日はしないって〜。」 「…、本当か?」 「そんな上目遣いしないでよぉ。本当に勃っちゃう。」 股関を可愛らしく抑える姿は本当に見るに耐えない。 女の子みたいな早乙女にあんな巨根が隠されていると思うと涙が出てくる。 「冗談だよぉ〜。ほら、そろそろ行こっか。じゃないと、本当に襲っちゃうぞ。」

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