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曽根柾斗④
もともと解されていた尻穴は簡単に開いた。媚薬のせいでいつもなら感じないはずの尻穴に微かな快楽を感じる。
「はぁ、はぁ、ひぅっ…。」
「ほらっ、結城君。見られてるよ。」
遠くに行ってた意識がその言葉で現実に戻る。
目の前には男たちが。
こちらをねっとり見つめている。
「いやだ、見るな、みるなぁ…。」
「大丈夫、大丈夫だから。ほらっ、そろそろ挿れるよ。結城君、おねだりして。ほしいってさ。」
「やぁ…。」
「誘ってよ。いやいやだけじゃ伝わらない。」
「ひっ、ひゅっ…。うぐっ、うゔぅ…。俺がっ、俺が何したってんだよ。なんで、俺がこんな目に…。やだ、やだぁ…。」
「あらら、泣いちゃった。まぁ、今回はいいか。ほらっ、大丈夫。落ち着いて。最初は痛くても、だんだん気持ち良くなるから。」
その瞬間、俺の穴にまたしてもちんこが挿入された。痛みは初めに比べて小さい。それでも、腹につまる感じがたまらなく気持ち悪くて、痛い。
曽根は容赦ない。
今まで俺を犯してきた3人は俺が落ち着くまで待っててくれた。
なのに、この男は随分と早い段階で動いてきた。ただ、徐々に慣れてくると、痛みが快楽に変わる。
媚薬のせいだ。
媚薬のせいで感覚が狂った。
一度も感じたことのない穴の奥。そこに一瞬の快楽がよぎった。
「ふぅん、奥が気持ちいいんだ。ほらっ、見せてあげよ。顔を上げて。快楽で歪み切った顔をあいつらにさぁ!」
顎を掴まれ、顔を上げさせられる。
恥ずかしくて目を逸らしても、そこには確かに見られているという感覚が残った。
それが、なんだか更なる快楽を促してきた。
最悪だ。
最悪だった。
「イきたい?それじゃあ、見られながらイこっか。」
「あぅっ。いやだ、やだやだやだぁ…。でる、でるっ、でる!!」
吐き出したものが辺りに散らばる。朦朧とした頭で男たちを見つめると、目の前にいた男にかかっているのを見てしまった。
その途端、ショックのあまり気絶した。
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