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絶対調教②
プールから上がり、服に着替える。早乙女の指示通り、地下2階へと向かう。ふと、地下2階なんてあったのかと思った。そんな場所説明で受けていない。
エレベーターに乗ると確かにB2と書かれるボタンは存在した。恐る恐るそのボタンを押して、下へと降りる。
どんな豪勢な部屋が広がっているだろう…と思っていたのに、あったのは無機質な薄暗い部屋。それこそ、よくある地下室のよう。ああ、それか怪しい実験室みたいな…。
その時、腕を思いっきり掴まれ、目の前にある怪しい椅子に座らされた。そして、がちゃんと音をたてて、両腕が肘掛けの上でロックされた。
「は?なにこれ。」
まるで漫画に出てきそうなそんな状況に戸惑う。
「んー、新技術って感じだねぇ。」
「まぁ、うちのエロ技術スタッフが趣味で作ったやつだけどね。」
「おいっ、なんで早乙女だけじゃなくて曽根もいるんだよ。」
「鈴太郎君が言ってたでしょ?面白いものがあるって。その持ち主が俺で、それを使おうと思ってたところに鈴太郎君が僕も使いたいって言ったからかな。」
「なんでっ。」
「僕ねぇ、いいこと考えたんだぁ。週に3日しか出来ないんだから、自分の番まで結構待たないとダメでしょぉ?それならぁ、1日に2人ユーキ君が相手すれば、いいんだぁって。それでぇ、声かけようとしてた柾君がぁ、自分の部屋でこの椅子見ながらニヤニヤしてたから提案したってことぉ。」
なんて恐ろしい相談をしてくれたんだ。
そして、週に3日制、こんなところに落とし穴が…。ってそうじゃなくて…。
「そんなことあって良いわけないだろ!早くこれを何とかしろ!」
「えぇ、これから気持ちいいことするんだからダメに決まってるでしょ。」
「でしょ、じゃないんだよ。」
「まあ、落ち着いてよ。ほら、ユーキ君のために取り揃えたんだよ。大人の玩具。」
奥にあった机を引っ張り出す。
その机に置かれていたのは、ピンク色の物体。
ローターとバイブは分かった。あとは、細長い棒みたいなのと、丸い形の物体が連なったの、あと、所謂オナホと呼ばれるやつ。
まぁ、結局のところ大人の玩具が大量に積まれてるってことだ。あまりの衝撃に逃げ出そうと身体を乗り出した。だが、それも勿論不可能だ。
「さてと、じゃあ鈴太郎君。ここは僕がするから。あれ、用意しといて。」
「はぁい。」
早乙女は元気に手をあげてからドアの向こうへと行ってしまった。
残った曽根は、青いゴム製の手袋をつけ、机に置いてあった玩具を手に取った。
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