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図書室の3P③
副会長の逸物が目の前に現れる。
太くて大きいの。
入っていた指をぬっぽりと抜けると、その後に生暖かい何かが尻に触れる。
知ってる。
これ。
気持ちいいの。
「んはっ。」
ぐちゅ。
大きな音が鳴り響き、ゆっくりと優しくそれは俺の尻穴を犯した。
「んっ、ンンッ!しょこ、いい。しょこ、しょこがいいの。」
「南っ、南!」
「菊臣、自我を失ってはいけないよ。まったく。君はいつも冷静で、状況判断に長けているけど、一度理性を失うと周りを見れなくなるのがいけないね。」
「かいちょ?」
「結城。痛くはないかい?」
「かいちょっ、かいちょー。結城、会長とちゅうしたい。」
「ふふふ、君は本当に煽るのが上手くなった。」
唇が触れる。
気持ちいい。
舌が絡まり、舐められて、舐め返す。
知ってる。
知ってしまった。
だから、気持ち良くなりたい。
「南…。」
俺の背中を副会長が舐める。ぺろぺろと舐める姿は犬みたいで可愛い。ああ、でも、駄目だ。至る所が気持ち良くなりすぎて、我慢できなくなる。
「イきそ…。んっ、イキたい。イッてい?」
「南っ。お前は…。クッ…イけっ!」
「んぁぁぁあぁぁ!」
びゅるびゅると音を立てて、果てた。はふはふ、いっぱい息を吸う。
「結城。これで終わりかい?」
「んっ…。」
ちゅっと目尻にキスをされる。収まったはずの熱がまた溢れ出す。
「かいちょっ、かいちょっ。俺のお尻挿れていいよ。」
「ふふっ。」
ぱちゅ!!
「んうっ!!あっ、あっうっ…んんっ!もっと奥、もっと、もっと!」
「結城、そう煽ったらいけない。それにそんな大きな声を出したら聞こえてしまうよ?」
「へ?」
「結城、ここは図書室だ。確かにこの部屋は個室だけど、一歩外に出れば、生徒達が読書をしている。そんな場所で結城はさっきから大きな声で喘いでいる。外の生徒達に聴こえていなければいいけど。」
図書室。
話すことさえ憚れる空間。
その中の個室。
そんな場所で大声を出していたら、外には丸聞こえな筈だ。
一気に現実へと引き戻される。
ガタガタと身体が震える。
そんなこと、そんなこと…。
空いた手で口を塞ぐ。
必死に漏れ出る声を閉ざす。
「んぅう!っうっ、あっぅっ、ふぅふぅふぅう!!ううっ、うんっ!!はぅぅ!」
「ふふ、今更声を押し殺しても無駄な気がするけど。」
こんな場所で、こんな場所で、俺は一体何をしていた…。
バレたら、バレたら、次の日には、俺は、俺は…。
「ひっくっ、うぅぅ…。」
「南。」
「副会長…。」
副会長と目が合う。
眉を寄せ、副会長は溜息をついた。
「泣くな、南。大丈夫だ。図書室にもう生徒はいない。もう、みんな帰っている。」
「え…。」
「菊臣、バラすのが早いよ。」
「南が泣いている。俺は南が乱れる姿は好きだが、悲しそうに涙を流す姿はあまり見たくない。」
副会長…。
「はぁ、1人だけ良い人ぶって酷いな。まるで僕が悪役だ。」
「そんなことはない。俺もお前も同罪だ。」
「菊臣は堅苦しい。でも、そうだな。今日は僕が悪役に徹しよう。結城、今日は後ろだけでイッてみようか。」
「ふぇ?」
「前を弄らずにイくんだ。結城なら出来るよ。」
「それ、どういっ!んぅっ、あっ、あぅっ!」
後ろだけでイクって、ちんこ触ってくれないってこと。
そんなの無理。
今までは前も後ろも触ってくれていた。みんな、それでイカせてくれてた。なのに、突然後ろだけでイケなんて…。
そんなの、無理…。
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