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男の娘の魅力④
スカートを捲る。ピンク色の下着と共に逸物が飛び出ていた。何故だか嫌悪感はない。さすさすと触り、いつだか、自分にやってもらったことを試し見る。
酷く背徳感がすぎる。俺、なんでこんなことしてるんだろう。相手は男なのに。俺を犯した筈の男なのに。この疼きはなんだ。これは、これは…。
「ユーキ君。」
上目遣いで誘われる。
涙目で赤らんだ頬。
パタッ。
赤い水滴がワンピースに落ちた。
「ユーキ君…、鼻血でてるよ?」
「うへっ…。」
手で鼻を覆う。
「ユーキ君のどーてー。」
「うっへ…。」
その場から立ち上がってティッシュを摘む。危なかった。あのまま行ってたら襲ってたかも。
「ユーキ君。」
後ろからひょっこり顔を出す。
「これでおわりぃ?」
「俺は無理矢理はしないんだ。」
「ふーん。なら、合意だったらいいのぉ?」
「ま、まぁ、合意なら。」
「なら、いいよぉ?ユーキ君。僕の…ハジメテ奪っても。」
甘美な誘惑。耳元で呟かれた一言は情けなくも拒否できない。
「でもさぁ、ユーキ君。本当に欲しいのはこっち〜?」
「は?何言って…。」
「だってぇ、ユーキ君さっきからこれ、見てるんだもん。」
膨れ上がったちんこ。それで突かれる感覚を知っている。そして、どれほどの快楽が得られるかもまた知っているのだ。
「ちがう!お、おれは…。」
「ふふふ、でも、期待してるでしょぉ?だって、お尻の孔ヒクヒクしてる。大きいのここにちょーだいって言ってるよぉ。」
スカートを捲られ、パンツの上から尻穴に指を突っ込まれた。それに応えるかのようにぱかりと穴が開く。
トスっとそのままソファに今度は俺が押し倒される。先程まであんなにも魅力的に感じていた女の胸。ふっくらとして確かに魅力的で、触れてみたいと思っていたはずだ。
だが、その裏で逸物を想像しそれから得られる快楽を俺は感受したいと考えていたのかもしれない。なぜってだって、今俺は早乙女を拒否できない。
「スカート捲ったら男もののパンツってやっぱり色気がなかったねぇ。今度は女の子用のパンツ置いといてあげるねぇ。」
「もうっ、きなっ…。」
「えー、可愛いのにぃ。それに、ちょっと興奮してるんじゃない?」
「ちがっう…。」
鈴口からタラタラと垂れる。
ぬるぬると漏れ出るそれを早乙女は優しく擦り上げる。
まるで女の人に触れられているような背徳感。
高揚感。
だけど、分かっている。
俺が今求めているのはそこではない。
くぱくぱと後ろが求めているのは、大きな逸物だ。
「早乙女、早乙女。」
「なぁに。」
「今日は女の子だから、別にいいよ…。いいから、だから…俺のナカにそれ、挿れて。」
スカートからはみ出ているそれを、挿れて欲しい。
「ふふふ、いいよぉ。」
くぱくぱと動く尻穴にぬっぽりと挿入される。いつのまにか、早乙女の馬鹿でかいちんこも問題なく入るようになった。
それは、ここまで数多くの経験をしてきたということと同じ。
恥ずかしくて、切ない。
だけど…。
どうしてこんなに…。
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