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媚薬の酒④
1週間に何度も挿れられている結城にとって悪戯にかける時間は少なくていい。
ぱんぱんに膨れた皐の逞しい逸物を結城の中で迎え入れる。
「ゔんっ…。」
「力抜け。」
ゆっくり、確実にその逸物は中へと入る。
強い圧迫感。
そして、強く感じる快感。
だけど、もっともっと気持ちよくなれる方法を知っている。
「もっと…。」
「何がもっとなの?言葉にしないとわからないよ?」
「んっ…。おちんちんもっとぱんぱんして。乳首こりこりして舐めてほしい。それと、それと、んっ…、俺のおちんちんも触ってほしくて、口も寂しいから塞いで。」
「ふふ、どうする?皐。」
「ちっ、この淫乱が。」
皐は体勢を変える。後ろから突いていたのを一度抜き、結城を膝の上に乗せた。前から抱き抱える形で挿入し、乳首を弄くり回す。
「皐、それだと僕はキスしか出来ないよ。はぁ、仕方ないかな。結城、こっち向いて。」
「ん。…んぅむ。」
結城は首を上向きにして唇を合わせる。舌と舌が絡む。無意識に結城の腰が揺れる。楓は後ろから結城のモノを掴んで擦る。
キュッと締まった結城の孔。
皐の眉が寄る。
「締め付けんな。ばか。」
「皐…。」
「ちっ…。結城、腰振れ。」
「んぅ…。」
楓がいなして、皐は少し不機嫌になる。皐は結城を共有することに対し未だに納得できていない節がある。
結城の弱みを生徒会に流したのは間違いなく皐だ。だが、その時はまだ結城を共有することはそんなに拒否感はなかった。
しかし実際、こういう風に共有すると、自分以外に感じている結城を見せつけられる。それがどうにもムカつくのだ。
ただ、それは生徒会メンバー全員に言えたことでもあるのだが。
「ざっ…ぜん。ざい、ぜん…?」
「あ?」
「おれ、きらい?おれのこと、きらい?」
「なんで。」
「いらいらしてる、だろ…?」
「してねーよ。」
ああ、でも、結城がたまに見せる愛して、愛してと、そう目線で訴えてくるのは好きだ。
そして、自分の愛だけでは到底足りないとそう告げてくる結城が堪らぬほどムカつくし、仕方のないと言えるくらい愛おしい。
皐はたまらず結城の首元に噛み付いた。
これは俺のだと、俺が1番こいつを愛していると、訴えるのだ。
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