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夏合宿⑫

閲覧注意 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「は…?」 「だってずっとソワソワしてるし。」 忘れようと目を瞑っていた尿意が、指摘されたことで思い出される。実はというと、この洞窟に入った時から少しの尿意は感じていた。しかし、この目の前の男にそれを正直に話せばどうなると思う。 そう、こうなるのだ。 「ここでしちゃえばいいよ。」 「ふざけんな!んなの出来るはずないだろ!」 「大丈夫だよ。なんたって、結城君なんだから。」 「俺だからなんなんだよ!」 叫んでたらさらに尿意が近づいて来た。 「ほら、我慢は体に良くないよ?ここから屋敷までそうだな、20分くらいだし。漏らしちゃいなよ。」 「いやだ!」 「いやいや言うけど我慢できるの?それとも、パンツ履いたまま漏らしたい?屋敷に戻って股間が濡れてたらみんな結城君をどう思うかな。」 柾斗が俺の腹を撫でる。 優しく撫で、膀胱付近を押して来た。 「やめっ!分かった!分かったから、あっち向いてて。」 柾斗から背を向け、ズボンを下ろす。 取り出した自分のモノを壁に向ける。 冷たい空気。 「み、見るなよ!」 「はいはい。」 「ん゛…。あ゛ぁ…。」 ジョロジョロジョロ… 音が羞恥を誘う。 やばい、恥ずかしすぎる。 早く、早く終われ、終われ。 そう思ってるのに、時間がやけに長く感じる。 「はぁ…。」 「止まったね。」 すぐ横に俺のモノをガン見する柾斗がいた。恥ずかしくて死ぬ。 「見るなって…言ったのにぃ…。」 「結城君、泣いてる。ふふ、ごめんごめん。」 謝っているようでその手は俺の尻に触れている。ついには孔にまで指を突っ込んできやがった。 「おいっ!柾斗!約束が違うっ!」 「えー、結城君が俺の前でおしっこするから勃っちゃったんだよ?誘惑したのは結城君の方でしょ?それにほら、スッキリしたからかな、結城君のも勃ってるし。」 それはお前が俺のを握りしめて優しく撫でるから。 「ちょっ…、柾斗…。それやめっ…。」 人差し指と中指で解された孔。抜き差しされながら、引き伸ばすかのように横にも広げていく。 「結城君、ゆるゆる。もう指3本入った。」 少し窮屈に感じる孔。痛みはないが、その代わり奥の方がキュウっと締まる。ウズウズして、早く奥にと願い出たくなる。 「柾斗…。」 「結城君、おねだりの仕方はちゃんと覚えているでしょ?最近甘やかされて忘れちゃった?」 「…柾斗、結城のお尻の孔にソレちょうだい。」 「ソレ?」 「ちんこ…、おちんちん…、ちょうだい。」 「いい子。結城君、ほら、挿れるよ?」 柾斗の逸物が俺のナカに挿入る。望んでいた場所に刺激が走り、甘い声が漏れた。 「結城君、ほら、キスしよう。」 背後にいる柾斗に触れるだけのキスをする。一度二度その唇に触れて、そこから深く深く互いの呼吸を感じるくらい深いキスをした。絡み合う唾液。 「まさとぉ…。」 「なぁに?」 「もっと動いて。」 「ふっ、もちろん。」 パンッパンッパンッ! 音が響く。 洞窟であることも相まって、その音はここ数時間で及んでいた青姦の中で1番響いていた。 「あっ、あんっ…、んんっ!んあぁぁあ!ひゃうっ…、あぁぁぁん!」 「かわいい。ほら結城君、お尻で感じてるんだよ。淫乱でかわいいね。でも、この後もあるし今日はこの辺りで終わってあげる。」 「おわ…りぃ?」 「そんな切なそうな顔しないで。その代わりとっても気持ちよくイかせてあげる。」 さらに速くなる。肉と肉がぶつかる。気持ちのいいところをずっと刺激されている。その刺激に耐えきれなくなった俺は、迫り上がってきた性液をそのまま吐き出した。 「結城君はやいよ。もう、まぁいいや。ほら、結城君、俺のも中に出すから…。」 「ちょっ、待って…、今、イったばっか…。」 「大丈夫、ほら、もう一回イこっか。」 何が大丈夫なのか。そんなことは理解できないまま押し付けられた肉棒に、快楽に馴染んだ身体が反応した。 「イくよ、結城くん!」 「やめっ…、あぁぁぁぁぁぁ!」 中に出される。それを感じながら俺は迫り来るアレに我慢ができず吐き出した。 ジョロジョロジョロ…。 「あら、結城君、またお漏らし?」 ニヤニヤ笑われる。2度目の痴態にもう何も感じない。ただ、柾斗の方に体重をかけた。 「結城君どうしたの?」 「力出ない。お前のせいだぞ。」 「俺、菊臣くんとは違って力無いんだよね。男1人運べるかなぁ。」 ぶつぶつ喋る正人を無視してその背中に乗っかる。力無いと言いながら、苦なく背負っている。遠慮なしに体重をかけその背中に顔を埋めた。

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