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木村勝編3-3 ※大スカ
神嶽がそろそろ頃合いだとでもいうように緩い抽送を開始した。
「ぅ、う、ぐふぅっ……動く、んじゃ……ねぇよ……っ。いっ……てぇっつってんじゃねぇかよぉっ……はぁっ……ぐうぅぅ……ううんっ……」
勝は薄れることのない痛みに、健康的な色をしていたその顔をすっかり青ざめさせている。涙を流し、鼻水も垂らして、いい歳をして実に情けないものだ。
無理やり拡げられたアナルは変わらず鈍痛がするし、身体の内側を圧迫されて、勝は吐き気さえこみ上げてくる。
性交を円滑にするために自然と濡れてくる女性器とは違って、せいぜい神嶽が舐めていた際の唾液と、異物を感知して分泌される腸液しか潤いはない。それが余計に摩擦の刺激を生んで勝を苦しめる。
そんな勝を気にも止めず、神嶽はただただ冷徹に腰を打ち付け続ける。腸壁を弾力のある亀頭で擦られ、さっきまで固く窄まっていた穴をより拡げるようにねじり込まれて、勝の身体はもう神嶽のなすがままだ。
勝の下肢の間では、萎縮したズル剥けペニスと玉袋も無様に揺れている。
(えっ……!? ま、まさかこいつ、射精するつもりじゃ……っ!? ゴ、ゴムもしてねぇってのに!)
神嶽のペースが速くなって、勝はなんとか忌々しい肉の棒を抜こうと腰をくねらせる。
しかし、勝の腰は神嶽にガッチリと掴まれ、彼のピストンを手伝うことになってしまうだけでうまくいかない。
「勝。全てお前の中に出してやる」
「ふっざけんなよてめえっ! なんで、俺がそこまでされなきゃ……ああっ、嫌だ! 抜け! 抜けよマジでっ……抜けってば! ひッ、ひいいいっ……!」
逃げ腰になる身体を押さえつけ、腸内に自身を収めたまま動きを止めると、神嶽は熱い精の飛沫を勝の中に注ぎ尽くした。
長い射精が終わり、二人はしばらく繋がったままでいた。
やがて神嶽がゆっくり腰を引き始めると、勝の目がぎょっと見開かれた。
「うぁ、ああっ……!? ちょ、待っ……抜……くな……っ」
「もうアナルファックの虜か」
「ち、違っ……そうじゃ、ない……」
「さっきまで抜けとうるさかったものを急に抜くなと言ったり、わからん奴だな」
「う、うるせぇっ! 抜くなっつってんだからいいから言う通りにしろよ! 今はまだっ、駄目なんだっ……ぁぁ……うぐぐぐ……」
アナルを犯される苦痛とはまた違う感覚に顔を強張らせた勝の下腹部から、グルグルと鈍い音が鳴り始めた。
浣腸をされずに直腸を掘り抜かれ、精液を出され、勝は便意を催してきたのである。痛みとは別の脂汗が滲み、息が上がってきた。
(や……ヤバい……い、今抜かれたらこれっ……出……出ちまいそう……)
神嶽は少し引いた腰をまた進める。
「動かすな……っ! もっ……ぬあぁぁっ……痛っ……出ちまうぅ……」
「なにがだ」
「だから……うっ……うぅっ……ウンコだよっ! あんただって、こんなとこで出されんのは嫌だろっ! は、早く便所に……!」
切羽詰まった勝は一時プライドを投げ打って叫んだ。だが、神嶽はだからなんだとでもいうように全く動じない。
それどころか射精前と変わらぬところまで元気を取り戻している怒張で再度勝を責めるために、腰の動きを強めるだけである。
「ひっ、人の話、聞いてっ……!」
「勝。そうやって括約筋を締め、チンポを扱くんだ」
猛烈に襲い来る便意を我慢しているせいで括約筋にもより力が入ってしまい、勝は神嶽のペニスを無意識にアナルで扱き立てることになってしまっていた。
もちろん勝には苦痛しかなく、そんなことを考えている余裕はない。
「ううぅぅん……く、苦しっ……も、マジでっ……無理……は、早く……!」
「そんなにザーメンが欲しいか」
「てっ、てめえ、ふざけんのも大概にしろ! もうすぐにでも終わって欲しいんだよっ! は、腹……痛ぇんだって……尻も……ああっ、ぐうっうううっ」
神嶽が抜き差しするたび肉の輪が辛そうに伸び縮みしている。
下痢ではないのでそう簡単に漏れるということもないが、勝は怒りの他に心配の色を滲ませて神嶽を見やる。
肛門性感を感じないまま直腸内で宿便を掻き出すように肉棒で掘削されても、勝にとってはまったく良い気はしない。
(もう何だっていいから早く終わってくれよ……! 便所っ……! ウンコ出るっ……便、所ぉおっ……!)
「ひり出したければみっともなく乞うてみろ、勝。『今にも糞が漏れそうなケツ穴にザーメンを注いでください』だ」
「なっ……!? だっ、誰がそんなこと言うかよっ!」
勝の抵抗を予測していたとばかりに、神嶽はまた焦らすようにずるずると引き抜いていく。
勝は無意識の内にそれを追いかけるように突き出した尻を上げる。痛みが完全に消えた訳ではないが、限界が近い便意にはどうしても勝てない。
「あぎっ、ひいぃっ……! な、なぁっ、ほんと、一回便所に……っ。だ、出した後なら……続き、していいから……」
「お前と交渉する気など毛頭ない。言葉には気を付けろ、勝。お前の立場など糞以下だ」
「~~っあぁぁぁああああっ! 言うっ! あんたの言う通りに乞えばいいんだろっ! 動くのやめろっ! やめてくれぇっ……!」
深々と突き入れられ、遂に神嶽の下腹が勝の尻にぴったりと合わさってしまうまでになると、勝の口から漏れる言葉は悲痛な叫びに変わっていた。
浅い呼吸をしながら垂れ落ちてくる鼻水をすすり、なんとか神嶽に言われたことを復唱しようとする。
「はぁっ、ハーッ……あうっ……い、今にも糞がっ、も、漏れそうなぁっ、ケツ穴にぃっ……ざ、ザーメンっ……注いでく……くださいっ……。もっ……もうこれで良いだろおおおっ!? ウンコさせてくれぇっ……たっ頼む……!」
勝の哀願にひとまず今回の目的は果たしたと判断したのか、神嶽は勝の背中に覆いかぶさって奥にガツガツと突き込んでいく。
先端には結腸から直腸へ送られてきている便がもうついてしまっているのだろうが、お構いなしに腰を動かし、便まで犯すように大量の子種を浴びせかけた。
ひとしきり出し終えると、神嶽は今度は躊躇なくペニスを全て引き抜いて、事前に用意してあったバケツを勝の尻の下に置いてやった。
勝の両腕を掴んで無理やり引き起こし、和式便所のように跨がせる。
神嶽のペニスの形を覚えてしまったかのようにぽっかりと開いたままの肛門から、放出されたばかりの精液が垂れ落ちる。
「う、嘘だろそんなとこで……!? 嫌だっ、学園長っ……! 頼むから、べ、便所、にぃっ……!」
神嶽が何をさせようとしているのかを悟って、勝は苦しみながらも首を横に振った。
慌てて肛門を引き絞ろうと力を入れるも、初めての肛虐に疲労したそこはすぐには閉じず、栓もなくして腹の中のものは凄まじい勢いで下ってくる。
神嶽がいなければ転倒してしまいそうな体勢で跨がされているため、下半身に全神経を集中させて踏ん張るが、それがまた余計に排泄を助長してしまう。
「んぅう、くはあああっ……!? っぁ……! もっ…………だ、め……だ……くうぅぅぅぅぅ……っ」
勝が諦めたように喘いだ次の瞬間、拡げられた穴がひくひくと震え、茶褐色の固形物が押し出されてきた。
日頃から腸の働きも良いのであろう。見事な一本糞がバケツの底にボトリと音を立てて落ちた。先は神嶽の白濁に塗れてはいるが、質といい量といい、健康そのものの大便であった。
「っぅ……うぁぁ……はぁっ……はーっ……」
「良い様だな。お前には似合いの姿だ」
(……犯……さ、れた……俺……学園長に……ウンコまでさせられて……あぁ……最悪だ……)
もう何も言い返せないほど、勝は放心していた。神嶽に犯され、排泄をも強要されたという既成事実は、勝の中に深く残った。今はそれだけで十分である。
勝の荒い息遣いだけが響く静寂の中、後を追うように耳障りな放屁の音が虚しく鳴った。
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