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木村勝編4-2 ※浣腸、大スカ

 苛立ちのせいもあるが、勝の吐き出す息は荒く、汗が噴き出して止まらない。 「ほう、意外と頑張るな。すぐ漏らすと思ったが」 「こ、この前は……あんたがっ、勝手に、チンコ……入れてたからだろっ、はっ、ハァッ、あれがなきゃ、このくら、いっ……!」  それなら、とばかりに神嶽はアナルを押さえることをやめて、筋肉質な尻肉を両手で揉みしだき始めた。 「ば、馬鹿やろっ、揉むな! 漏れっ……あぐぐぐぅ……!」 「漏らせばいい。またここにチンポを入れる為にしているのだからな」 「そん、なのっ……御免、だぁっ……! あっ、ああっ! マジでやめろっ、ウンコ……うう……っ! ウンコ……出ちまうってばぁ……っ」  強気でいたかと思えば、勝はもう涙声である。自分の思うようにならないと機嫌が悪くなる子供のようだ。だからこそ他人への攻撃性が強かったとも言える。 「ハーッ……し、尻ぃ……やめ……ウンコ出るうっ……うぅっ……はひぃっ……!」  ぶるぶると四肢を震わせながら堪えていたが、やがて力付き、窄まっていた穴が収縮すると、ブリュブリュと音を立てて軟便がひり出されてきた。時間差で飛び出す液状の便も全てバケツが受け止める。  汚れを綺麗に拭かれ、神嶽がバケツの取っ手を持って立ち上がると、勝は既に疲れた顔を向けた。 「あ……そ、それ……どうすんだよっ……」 「もちろん処理はするが。なんだ、食ってリサイクルでもしたいか」 「食っ……!? ば、馬鹿じゃねぇのか!? そんなこと死んでもやらねぇからなっ!」 「ああ、俺もそこまで鬼じゃない。いきなり強要はしないさ」 (な……なに言ってんだよ……最初にザーメン飲ませたくせしやがって……十分鬼じゃねぇかよ、馬鹿野郎……)  神嶽は無造作に部屋の窓を開けると、枝で影を作っていた木の根に勝の汚物を撒いてしまった。 「……ひっでぇ……」 「お前の糞を肥料にしてやったんだ、ここの木は図太く育つだろう。お前は学園の緑化に貢献した訳だ、もっと喜んでも良いくらいだぞ」  何の悪びれもない神嶽に、勝は複雑な表情だ。自身の排泄物などに特段興味はないし、見たくもないものではあるが、まさかこんな扱いを受けるとは想像もしていなかったのだ。勝はもうそこを通るだけで、木々を見るだけで、今日のことを思い出すだろう。  戻ってきた神嶽に尻を鷲掴みにされると、勝は身体を震わせる。今度はローションを持っていて、多めに塗りつけると、アナルとその周りを指で揉み始めた。 「うっ……! て、めえっ……ど、どうせやるならっ、前みたいに、さっさと……っ!」 「まあそう焦るな。俺はお前のこの尻が気に入ったんだよ、勝。少しは楽しませろ」  神嶽は勝の尻にさも執着を持ったような演技をしながら、初めは優しく、のの字を書くように撫でた。片手では緊張もほぐすように臀部をやわやわとマッサージしている。緩急のついた、慣れた手つきである。 「うあぁ……そんなとこ……しつこく弄るな……! 変……態っ! 変態学園長……!」  人差し指が潜り込むと、勝のアナルはそれを咄嗟にキュッと締め付けた。腸壁にもゆっくりと潤滑剤を塗り込んでいく。  勝の呼吸に合わせて指を進めていき、少し後退し、また進めていくことを繰り返していると、だんだんとそこは綻び、ヒクヒクと収縮する。  浣腸をしているおかげもあり、勝の腸粘膜はやればやるほど神嶽の指を素直に受け入れられるようになっていく。  指を二本に増やされ、ねじるように動かされ、勝はそんなところを愛撫されているあまりの情けなさに、目尻に悔し涙を浮かべている。 (うっ、嘘だろ……俺の尻、学園長の指でほじられんのに慣れてきてやがる……)  尻を弄くり回される不快感が薄らいでいく現実を振り払うように、勝は首を左右に振った。

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