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木村勝編8-1 ※3P

 深夜、グラウンド──。  神嶽は今夜の凌辱場所として、勝を学園の体育倉庫に連れて来た。  ただならぬ胸騒ぎを感じて腰が引けていた勝だったが、案の定そこにいた人物を目にすると、信じられなさそうにカッと目を見開いた。 「……おぉ、来た来た。待ってたぜ」  派手な風貌の青年がマットの上で胡座をかいて、悠長に携帯を弄りながら煙草まで吸っている。まるで自宅にでもいるかのような図々しさである。  勝はじりじりと後ずさりしようとしたが、背後に立つ神嶽に阻まれる。 「……どっ、どうしてここに……」 「俺が呼んだんだ」  神嶽が言うと、その男──柳は薄い笑みを浮かべる。  柳はクラブでの勝の態度がどうにも気に入らなかったらしく、また勝を犯す機会がないものかと神嶽に再三求めてきていた。後先を考えない子供のようなわがままであるが、神嶽もそれが勝の調教に役立つと判断して、今日再び柳の願いが叶ったというわけである。  神嶽が扉を閉め、倉庫の中は密室となった。凌辱の元凶である不気味な男と、何をしでかすかわからない粗暴な青年。  ある種浮世離れした二人に挟まれ、勝は既に嫌な汗を噴き出させて薄いシャツを濡らした。  柳が吸いかけの煙草を携帯灰皿にしまい、ぐっと伸びをする。準備運動とばかりに肩を回し、ポキポキと指の関節を鳴らすと、獲物を前にした野獣のような視線で勝を見た。 「へっへへへ……そんじゃ、どマゾの木村センセーいただきまーす」 「や、やめろ……来るなっ、来るなぁっ……! ひいぃっ!」  抵抗も虚しく、勝は二人がかりであっという間にマットに押さえ付けられ、ジャージの下も脱がされてしまった。  神嶽は勝の頭の方に回り、仰向けのままの勝の両脚をぐいっと持ち上げる。  晒された恥部には、もう当然のようにアナルプラグが突き刺さっている。それを尻の方に回った柳が興味深そうに見つめた。 「これ何センチっすか?」 「5センチだ」 「おおう……この短期間で……って神嶽さんので掘られまくってんなら当然か。もうたいがいの物は入るようになってる感じっすよね。おい、今日はオレももっと拡げんの手伝ってやっからよ、せいぜいウンコ垂れ流しのユルケツにならねぇように頑張れよっ。ヒャハハッ」  柳は景気付けに勝の尻をパシッと軽く叩いた。 (ひっ、拡げるって……!? もうこんなになっちまってるのに、まだやるつもりなのかよおぉっ……!?)  これまでの肛門への責めだけでも勝にとっては十分に耐えがたいものであった。  なのに彼らの暴虐は止むどころか更にエスカレートしていくのだと考えるだけで、勝は眩暈がしそうになる。 「いっぎぎぃっ……! や、やめ……」  柳がプラグの台座に手をかけ、塊を引き抜き始める。しかし太いものを吐き出そうと粘膜が捲れ上がるところで、柳はまた根元まで沈めた。かと思えば中途半端なところで一切の動きを止めてみたり、小刻みなバイブレーションで責めてみたりする。  半分は遊んでいるだけであるが、もう半分は彼なりにきちんと勝のアナルの具合を確かめているのだ。  普段から面倒なことが大嫌いな柳は前戯などもってのほかであり、蓮見らと一緒になって気に入った男を拉致強姦しては裂傷させてばかりだったが、そんな彼でもクラブの、そして神嶽の意に背く行動をとれば、この日常が終わることくらいは理解している。  それに何より、勝に関しては一定の興味をそそられるようであった。 「おっ……おぉっ、おふっ……や、やめろって、言ってっ……!」 「ハッ、焦らされて感じてんだ」 「ち、違っ……は、やく……抜い、て……くれよぉ……ぐっ、うぅ……」  柳はそうしてしばらく勝の反応を楽しんだのち、ずるずると引き抜いていく。 「ふはあぁぁっ……ふ、ぅ……ん、ふうぅ……」  プラグが抜ける瞬間、勝は無意識のうちに悩ましげな声を上げてしまう。安堵したせいもあるが、もう詰め込まれたものをひり出す快感の方が上である。  今日も長時間異物を挿入していただけあって、勝のアナルはぽっかりと腸内が見えるほどに穴が開いていた。それも拡張が進み、当初より皺は柔らかく、そして大きく開くようになっている。  柳はそこに両手の人差し指と中指を差し入れ、医者にでもなった気分で中を観察した。神嶽のやり方とも違うその今にも裂かれるような仕草に勝の喉からは引きつった音が鳴る。 「んんー良い拡がりっぷり。こうしてるとセンセーの直腸がよく見えるぜ。これ、もうちょい頑張ればフィストいけんじゃね?」 「ふぃ……フィスト……?」 「拳入れんの拳。わかる? これをよぉ! センセーのケツマンコにぐっぽりブチ込んで腹ん中から直接ボディーブロー!」  柳は悪戯っ子のように白々しい表情を浮かべ、握り拳を勝の顔の前に突き付けて脅迫した。 「ひひぃいいいいいいっ!? む、無理っ! そんな……そ、そんな無茶苦茶なこと、い、いくらなんでもっ、絶対、無理に決まってるっ!」 「だーから今はやんねぇって。まっ、その代わりケツマンガン掘りされたいド変態教師にピッタリのもん用意してあんだけどよ」 「────ッ!!」  柳が手にしたものを見るや否や、勝の肌は青ざめぞわぞわと総毛立った。  力加減などできそうもない男が工事に使われるような厳つい電動ドリルを握っている不穏な光景に、勝の脳裏には瞬時にクラブで脅された記憶が蘇った。  更に注目すべきは、今のそれは先端に長大なディルドが装着されており、それが肉穴を責める為に改造されたものであることは明らかだった。

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