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木村勝編11-5 ※野外、犬扱い、結腸責め

 その場に寝転がって腹を見せ、神嶽が挿入しやすいよう自ら大股を開いて両脚を抱え上げる。  まるで服従の証であるかのような屈辱的なポーズだ。本当に犬ならば興奮に尻尾を振り乱していたことだろう。  今か今かと待っている肉穴は、物欲しそうにヒクヒクと蠢いている。  その充血して正に性器と化した器官を、神嶽は再び剛直でもって貫いていった。 「んほぉおおッ!? おっお゛おおんっ! うぇひぃいいいっ!」 (ごっ、ごれええええへええええええっ! ごれが欲じがっだんだよおぉおおおおっ……! 学園長のカリ高極太チンコチンコヂンッゴォオオオオオっほおおおおおおう!!)  箍の外れた勝の背が仰け反り、ドロッと濃い粘液が糸を引き、直腸がキュウッと収縮した。  限界寸前まで高められていたせいで、挿入されただけでイッてしまったようである。  欲しかったもので直腸を一杯に満たされた歓喜に、彼の肉襞は神嶽のものに絡み付き、精子さえ求めるかのようにギリギリと引き絞る動きを見せる。  あっけなく絶頂を迎えた勝を押さえつけ、神嶽は力強く責め始めた。 「ごぉおおっ! おほっ、おおおッ! もおぉぉ……無理ひいぃぃ……! ごのヂンゴしゅごしゅぎれぇ……こここんなのぉっ、病みつきに決まってるらろおぉぉ……っ!」  浅くほじれば張り出したカリが前立腺を擦り、深く浸入すれば精嚢や膀胱さえも容赦なく刺激する。そして──。 「んぎぐおおおおぉッ……ま、待っへ、お、おぉ、おぐ、ぅ……ッ!?」  潤んでとろけそうになっていた勝の目が、体内の更に奥まった部分へ浸入してくる異物感に見開かれた。  キスでもするかのようにぴったりと結腸口にめり込ませた亀頭が、明らかな意志を持っているではないか。  それでも、勝は瞳に僅かに怯えの色を浮かばせたのみで、もう逃げようとはしない。恐怖よりも、この先にある被虐の快感を知ってしまっているからだ。  神嶽は腰をググッと進め、貫通済みのS字結腸にまで押し入った。腰を引いては一気に最奧まで、勝の身を徹底的に犯し抜く。  弱り切った尻を激しく掘りまくられて、勝の鍛えられた腹筋がブルブルと感電でもしたかのように震えている。足の先から脳天まで壮絶な快感信号が駆け巡っているのだ。 「これが良いんだな、勝」 「はっ、はひぃッ、奥に……入っちゃいけないとこまで入って……おおっ、ほぉぉおおおっ!」 「嘘をつけばまたやめるぞ」 「ほひぃいいいいッ!? 嫌だっ! いいっ、ぅあ、最っ高れすからあああっ! やめるなぁっ、もっとしてくれぇええええっ!」  甘美な疼きにぞわりぞわりと鳥肌を立たせ、大声で更なる凌辱を求めながら、勝は遂に嗚咽混じりに泣き出した。 (俺……こんなに酷い扱い受けて……もう学園長を殺して自分も死のうかとも本気で考えた……。なのにっ、今は……なんでこんなに……幸せな気持ちになるんだよぉ……)  この約三ヶ月の短い間に、勝は神嶽による調教をもう数え切れないほどこなしてきた。  しかし今日の繋がりばかりは、勝に味わったことがないまでの満足感を抱かせた。  身も、心も。過去、現在、未来。  己の全てを支配され、そして生まれるのは“彼の望むままになれば自分は幸せになれる”という心の平穏。  勝の中で、何かが壊れてしまった。  決定的な、何かが。

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