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鬼塚鉄也編4-3 ※甘々、69
神嶽は顔の上でもじもじ揺れている桃尻を揉みしだいてやりながら、無防備なアナルにも手を伸ばしていく。
「ひゃんっ……! ぁ……修介さん……? ほ、本当に、ここで……するんですかっ……?」
「うん、そのつもりだけど。駄目かな」
「駄目……というか……だって、も、もし誰かに見つかったら……」
「大丈夫だよ。今日はもう体育館を使う授業はないし、放課後までは誰も来ないさ。それとも、私とするのはもう嫌かい……?」
神嶽はいじらしく言いながら、鉄也のアナルの皺を揉みほぐすようにたっぷりと唾を絡めた指をぐにぐにと動かす。今にも入ってしまいそうな感覚に、鉄也は思わず腰を振って逃れようとする。
「ひ、ぁっ……そ、そんなことないっ……したい、ですぅ……っ。あぁっ、でも、そこは……やっぱり、まだ、恥ずかしくてぇっ……」
「なに、君と私の仲じゃないか。私はもう、知っているんだよ。君が、どこをどんな風にされるのが弱いか……」
神嶽が指の第一関節を潜り込ませたかと思うと、ゆっくりと浅く出し入れさせた。慎重に動かしていくと、徐々に根元まで鉄也の中に消えていく。
鉄也は「いやぁっ……」と小さく声を上げたが、神嶽が今度は指をねじるように動したことから、喘ぎ声を上げまいと息を詰まらせた。
「ね……素直になれば、指だけじゃなくて、君が舐めてくれているものを……入れてあげるからね」
(あっ……こ、これが……また、僕のお尻に……)
再び鉄也の視線が神嶽のペニスに向いた。鉄也の唾液や先走りに塗れたそれは鉄也の目と鼻の先でいきり立ち、さも入れたそうにヒクッヒクッと揺れる。
「鉄也、君の正直な気持ちを聞かせて? どこに、何を欲しいんだい?」
「あぁっ……お、お尻……」
「お尻? ここは、どう言うんだったかな」
「おっ……おまんこ……に……修介さんの……おちんぽ……く、ください……」
(こんなこと言うなんて……は、恥ずかしい……ものすごくっ……恥ずかしいよぉっ……)
鉄也は自ら求める羞恥に耐えかね顔を伏せてしまった。
「よし、わかったよ。でも、このままじゃ辛いだろうから、一度出しておこうね」
「ふひゃぁっ……あぅ、うぅっ……はぁい……」
アナルをほじる指はそのままに、神嶽は若い敏感なペニスを咥えるとラストスパートに入った。
前と後ろへの同時の刺激に鉄也ももう我慢できずに神嶽にむしゃぶりついていく。口をも愛しいもので満たして、鉄也は実にいやらしい、だが欲しいものが全て手に入ったかのような幸せそうな顔をしている。
「んふっ、修介さん、らめ……いっひゃう……でひゃう、からあぁぁっ……うぅんんんっ……!」
射精の兆候を感じて腰を浮かせた鉄也だったが、尻を押さえ付けられ、ぴったりと吸い付かれて、なす術なく四肢を突っ張らせて吐精していた。
股間の方でぐびっと嚥下する音が聞こえ、鉄也の意識がそちらに向いた次の瞬間、
「んんっ!? ンッ……ふ、うぅ……っ」
鉄也の口の中にも、神嶽の精液が勢いよくなだれ込んできた。
「ああ……ごめん、鉄也。君のを飲んでいたら私も興奮して、ついうっかり。吐き出していいよ」
「んぐぅっ……ううんっ……!」
大量に受け止めて頬を膨ませながら、鉄也はふるふると首を横に振る。
(だめ……修介さんも飲んでくれたのにっ、僕だけそんなこと……それに…………あぁ……修介さんのだったら、嫌じゃない……どうしようっ……僕の口の中、すごい匂い……修介さんでいっぱい……)
鉄也は目を閉じて、唇も結んで、ゆっくりと鼻で呼吸する。匂いを、味を、舌触りを、それら一つ一つを身体に覚えさせるように味わっている。
「ん、んきゅ、ごくっ……うぷっ……んんっ、うぅぅうっ……ごくんっ……! っぷは!」
胸いっぱいに神嶽を感じて、鉄也は彼の精液を全て飲み干した。自身から臭ってくる生臭い吐息にもどこか満足げだ。
神嶽は鉄也をマットに寝かせ、股間の前に移動すると、両脚を持ち上げてやり、濡れそぼった亀頭を彼の柔らかくなったアナルに擦り付ける。
それを見つめる鉄也もまた、もうすっかり期待に目を潤ませている。そうして、神嶽はゆっくりと腰を進めていった。
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