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鬼塚鉄也編4-5 ※甘々

 興奮し切った鉄也の股間ももうすっかり熱く、硬くなっていて、ねっとりと乳首を責められアナルを突かれるたびに、鈴口からとろとろと蜜を零した。 (はぁっ、修介さんとするのっ、気持ちいいっ……幸せぇっ……。なんでこんなに優しいのっ、修介さんっ……)  溺れそうなほどの快楽と幸福に包まれる中で、ふいに鉄也の思考が揺れ始めた。 (お、男の人も悪い人ばかりじゃないってことはわかってるけど、やっぱり……まだ……あんな風に、酷いこと言う人だってっ……。僕にはきっと、修介さんがいないと駄目なんだ……あぁ……僕……あなたにだけは嫌われたくない……ずっと一緒にいたい……) 「あ、はぁっ……好きっ……好きぃっ……好きですぅっ……!」  神嶽への愛情が溢れて止まらず、鉄也は涙声で繰り返しそう呟いた。  心の隙を埋められ、至れり尽くせりの寵愛を受け、依存とも言って良いほどに強くなったその想い。  今の鉄也の精神状態は、全て神嶽によって左右されてしまうようなものだ。その拠り所を失った時、彼はどういった反応をするか。彼の持っている健気さは、奴隷に堕ちてこそ大いに発揮されることとなるだろう。  そんな鉄也の気持ちなどまったく気付かない振りをして、神嶽はゆったりと腰を使いながら囁く。 「それは、私のこと? それともチンポのことかな?」 「いやっ、んふぅ……! そん、な、意地悪っ……言わないで……僕は、修介さんの、全部が……」 「なら、やっぱりチンポも好きってことじゃないか。いやらしいね……」 「あうぅぅ……は、はぃ……修介さんが望むなら、僕……そうなりたい……もっと、いやらしくなりたいですぅ……」 「ふふ……ごめん、ちょっといじめすぎたよ。私も君のそういう頑張り屋さんなところ、大好きだよ、鉄也」  それが何の感情も込められていないとも知らず、愛の言葉を掛けられるたびに、鉄也は大切にされている幸せを噛み締める。  神嶽は甘い疼きに耐えている鉄也に自身の存在を刻み付けるように、激しく腰を動かし始めた。 「はっひぃいい!? つ、強、いぃっ……! あんっ、だめぇっ、いいっ……修介さんっ、そこ、感じすぎちゃ、うぅ……!」 「わかっているよ。ここだね」 「ふあぁっ……きもちい……ほんとに、きもち、いぃれすぅ……ふえぇ……」  もうどうしようもないところまで快感が高まって、鉄也は子供のように泣きじゃくる。意図せず両脚で神嶽の腰を抱き締めて離さない。歓喜の涙を拭う手に指を絡めてやると、強く握り返してきた。 「鉄也。出すからね。君のおまんこに私の精子をたくさん注ぎ込んであげるよ」 (そ、そんな風に言われたら……なんか、変な気分に……あぁっ……女の子ってこんな気持ちなのかな……) 「はふんっ、出してぇっ……僕も、いきそうれふぅっ……!」  神嶽は限界寸前の鉄也の弱いところを擦りながら深く埋めると、そのまま彼の中に熱い濁流を叩き付けた。 (あ、熱いっ! 赤ちゃんの種っ、熱いよおぉっ! なにこれぇっ、すごいぃっ……!)  自分からも出るものだというのに、初めて体内で感じる他人の射精に鉄也は腰をビクビクと震わせる。 (いっぱい出てるぅっ……! こんな気持ちいいのずるいっ! 修介さんに出されながら……いっちゃううううっ!) 「ひぁ、や、い……ぐうぅっふぅぅっ……!」  一瞬、鉄也の身体が強張ったかと思うと、彼のペニスからも先ほどより勢いのある若い子種が飛び出した。直腸が収縮し、神嶽の精をも一滴残らず搾り取る。  ゆっくりと引き抜かれると、鉄也の口から名残惜しそうな吐息が漏れる。ぽっかりと開いたアナルからは、神嶽の吐き出した大量の精液がブピッと放屁のような恥ずかしい音を立てながら溢れてきた。 「すごいね……。君が女の子なら妊娠していたかもしれない」  繋がっていた部分を感慨深そうに見つめていた神嶽に抱きかかえられるようにして身を起こされると、後を引く絶頂をした鉄也もよろよろと自身の股間に視線を落とした。  マットには放出されたばかりの濃い白濁が零れ、密室の倉庫は雄臭が漂っている。 (に、妊……娠……っ……。修介さんの、赤ちゃん……) 「はっ、ひぃ……んうぅ……僕……男で、ごめんなさい……修介さんの赤ちゃん、できないっ……産めないよぉっ……。けど……けどっ……」  残念そうに言って、神嶽に縋り付く。 「僕も欲しい……ふあぁん……もっと、おまんこ、してぇ……いっぱい……中出し、してください……」  快楽にとろけ切った頭では、自分がもう何を口走っているのかすらわからないのだろう。  深い余韻に肩を上下させ、神嶽の胸板に顔を埋めながら、鉄也はふにゃふにゃと表情を緩ませて笑っていた。  どこまでも消極的な鉄也がここまで感情を露わにできるようになったのは、大きな進歩であり、神嶽を心の底から信頼している証であった。

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